2026年7月25日(土曜日)

闘病記 完全回復まで

違和感しかない。男性の看護師が着替えを手伝うと言うことが。だがこれも日本のルールなのだろう。

今日は病院の青色のパジャマを着ているウサギさん。私を見ると笑顔を向けてくれた。喜怒哀楽は相変わらずあるが、今日は機嫌がよいのだろう。昨日に比べるとだいぶ落ち着いているように思う。私との会話も言葉は無いが集中して私の言葉に耳を傾けているのは感じる。理解力や集中力も戻ってきたと言うのか、薬の効果が薄れているからなのかは分からないが、私の言葉はしっかりと理解しているように思う。

ドラえもん手袋をつけた状態で私にハグをしたかと思うと急に、私の体をその手で押し返したりする行動は少し気になった。同じことをジェレミーにもしていた。

記憶を刺激したいと思い、ション湾の中山孫文公園に住むベンちゃんの写真と動画を見せるが、反応はいまいち。もしかしたら最近の記憶が少しぼやけているのかも知れない。記憶に関してはリハビリやこれからの日々の細かい会話の中で、少しずつ刺激をしながらもとに戻るようリハビリサポートをしてゆく必要があるだろう。

ベンちゃんのおやつを下北沢で購入していたので、香港に戻ったら一緒に公園に行こうと伝える。ウサギさんの反応からは、一生懸命私の言葉を理解しようとしているのをかんじた。そして公園と言うキーワードには反応をしていたので、何かしら記憶を刺激できたのかも知れない。特に、2021年から2024年の10月まで可愛がっていたニャー君のことを話に出すとしっかりと理解と反応を示した。

うさぎさんの手料理が恋しいと手を握りながら伝えると嬉しそうに涙を流していた。またポジティブな情報を与えまくろと思い、ウサギさんの私への借金もチャラ。毎月家に入れるお金も増額すると伝えると、いつものずる賢いにやっとした笑みを見せる。話すスピードをゆっくりにしてシンプルな言葉、わかり易い表現で伝えるとしっかり理解はできるのだと感じた。ただ、普段私たちが話すスピードでは例え英語でもそれら表現を理解するのは、今のウサギさんには難しいのかも知れない。恐らくこれらは時間の経過とリハビリを通して良くなっていくものだと信じ、引き続き忍耐強く言葉をかけ、コミュニケーションをとっていこう。

そして渋谷のお寿司屋さんにもまた一緒に行こうと言うと嬉しそうにまた涙を流していた。

右半身が麻痺をしていたが、足裏をこすぐったら親指と人差し指(呼びかたあってるか?)が動いた。看護師も見ていていい反応だと言っていた。

金町くん

この日は午前中から金町くんに車を出してもらう。ウサギさんに穿かせる大き目サイズのパジャマを探すためだ。オムツを履いて穿いているのと、薬と寝たきりが原因なのかはわからないが、お腹とおしり周りがふっくらしているうさぎさん。結局お腹周りが100㎝ちょっとになるパジャマを2本シマムラで購入する。病院のパジャマだとはだけてしまうし、日によってはオムツの状態で放置されたりしていたので、これは絶対に買わないといけないと思い、金町くんに無理を言って車を出してもらった。

金町くんとは2006年からの付き合いになる。新卒で入った会社の同期の一人が金町くんだった。おそらく6か月ぐらいでその会社を辞めている。私もその2か月後の12月に会社を辞め香港へ移住している。年に一度会うか会わないかの関係だが、何か困ったことや相談事があるときはなんとなく頼りたくなってしまう友人だ。サンキュー金町くん、ゴルフの時間を削ってまでパジャマ探しに付き合ってくれて!

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