2026年8月7日(金曜日)

闘病記 完全回復まで

今日は車いすに座ってベットに備え付けられたテレビを見ていた。ウサギさんの後ろから声をかけると、こちらに向いてくれる。看護師に車いすのポジションを変えてもらう。

今日は機嫌が悪いようで泣いている時間がおおかった。ロープで車いすに固定されている。相当鬱陶しいのだろう。私がほどく。それにしもて泣いている理由が分からない。おむつを取り替えて欲しいのかと思い看護師の方を呼び替えてもらうが汚れていないという。面会の間、ベットの柵のような部分をつかみベットに戻ろうとしていた。

帰り間際になって分かったのは、汚れたパジャマを脱いで早く私が持参した綺麗なパジャマに着替えたかったようだ。ごめんな、気付かず、ウサギさん。ベットの柵を掴もうとしたり、ベットをずっと気にしていたのは、ベットに横になり汚れたパジャマを着替えたかったからだったのだと、帰り際に気づいた。ごめんウサギさん。

膝までのパジャマを着ているウサギさん。この日はズボンを捲っていたのだが、食べ物をこぼして汚れた部分を隠そうとしていたのだ。

普段、化粧や出かける準備には少なくても1時間はかかるウサギさん。外見を整える美意識というか、ここら辺の感覚もすこしずつ戻ってきているのだろうと思った。

ヨーグルトと豆乳を持っていくがこの日は、食べようとしない。

中庭に散歩に出ても機嫌は変わらず、看護師の方が撮影してくれた写真も気に入らないようで、結局、私が携帯を持ちセルフィに。数回撮影しなおし、やっとOkの許可が下りる。

3週中庭を回ろうと思っていたがこの日は1週で終了する。部屋に戻ってもベットに戻りたそうにしている。看護師の方に車いすからベットに戻してもらうと、いきなりズボンを脱ごうとするウサギさん。女性の看護師の方だったのでよかったが、他の男性患者もいるので、慌ててカーテンを閉めた。

着替えをしてやっと機嫌がよくなったウサギさんだが、面会終了の時間になっている。帰らないといけないと伝えると泣きだしてしまう。はぐをしおでこにいつものタコチューをして部屋を出る。

今後、ウサギさんが機嫌が悪いときは服装などに注意を払いながら、機嫌が不安定な原因を探そうと思う。だが、一時間と言う非常に短い時間の中で身の回りの世話をしたり、ウサギさんが困っていることや、不機嫌の原因を探すのは結構難だ。もちろん、できる限りのことはしてあげたいが。

この日は、高校時代の友人である大将が駒込まで足を運んでくれた。私が禁酒していることを知らない大将。常陸ビールを持ってきてくれたが、結局持ち帰ってもらうことなってしまう。すまぬ、大将。

病気になる前はいくらでも話す機会はあり、これでもかと言うほどウサギさんは私に話かけてくれたが、忙しいを言い訳に生返事ばかりだった私。ウサギさんがこのような状態になってはじめて、ウサギさんに話しかけ、ウサギさんの思いを理解しようとしている自分が滑稽でならない。本当に情けない。

脳出血における回復までの道のりは人それぞれ異なる。ウサギさんが今後どうなるかはどれだけリハビリを頑張ったかにかかっている。今できることはウサギさんのリハビリを全力で手伝い、脳に心地よい刺激を与えながら、回復が順調に進んでくれるよう、旦那としてサポートをしてゆく必要がある。

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