ディムサムワンでいつものメニューに加え今日はベジタリアン春巻きを注文する。
到着するとウサギさんは泣いていた。どうも向のベットにいる寝たきりのおばあちゃんの容態が悪化したようで、それが心配だったようだ。いつもお昼にいくと娘さんが1人で看病をされているが、この日は兄弟姉妹3名が来ていた。恐らく6人兄弟姉妹だと思われる。毎日、ローテーションで看病をされている。毎日、しかも長時間看病されているのはお昼から来ている娘さんで、人柄も良くて、シャーリーが退院してからは、私が仕事の間はウサギさんのことも気に掛けてくれる。
泣いているウサギさんを落ち着かせ昼食をとる。ベジタリアン春巻きだがウサギさん的には気に入ってくれたようだ。
泣いていたこと以外、午後は何もなくいつものルーティンをこなして病院を出た。
午後はお母さんが来てくれていた。持ってきてくれた餃子と中華麺、そしてスープで夕食を食べた。スープは相変わらず濃いめだ。ウサギさんあまり好きでなかったようだったので、一口だけ飲んで後は全て私が飲んだ。
ウサギさんのワッツアップのメッセージに大きな変化があった。デザートのメニューの写真と共に食べたいメニューに書いてメッセージをくれた。ついにこの日が来てくれた。数週間前までは文字を打つことが難しいと言っていた。そのため、メッセージを送るどころか携帯電話するた使うことを避けていた。時々送ってくれたメッセージも記号が連続しているものだったりしたので、本当にテンションがあがった。その他の文章には日本語(ローマ字)も入っていたので日本語の記憶も戻ってきてのだと思った。
結局自分で食べたいと言ったメニューは本人がイメージしていたものでは無かったので少し怒り、がっかりしていたが、味は良かったようで嬉しそう食べてくれた。
お母さんが作ってくれた弁当に、病院の料理がミックスされていた。普段だったらブツブツ言っていたが、この日は土日の筋トレによる筋肉痛がひどかったのでクソまずい病院飯もペロッといけた。
夕食後は右上肢のリハビリだ。マッサージとストレッチをしてから、ウサギさんが嫌いなベットに仰向けになり、右肘を上げるリハビリをした。相変わらずフォームは崩れているが、それでも、肩から右肘を注意深く横から見ていると、時折しっかりと腕が上がっているのが確認できる。頑張っている本人には気づけそうもないほど動きなので、しっかりと「ウサギさんの右肘は上がっているよ」と何度も伝える。目を丸くしているので、喜んでいるのが分かる。
この日は右上肢だけの運動をし、歯磨きを手伝い、向のベットで看病をしている兄弟姉妹にまた明日と声をかけ病院を出た。


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