ウサギさん。車いすに座った状態で起きていた。到着して10分は熱烈歓迎で、ハグをしたり愛情表現を沢山してくれたが、突如泣き出してしまう。だがすぐに機嫌がよくなり近くにいる看護師の方の手をポンポンと叩き始める。
豆乳とヨーグルトを持参するがあまり食べない。テーブルに病院から出されるゼリーの食べ掛けがあったのでそれでお腹が満たされているのかも知れない。
面会前にセラピストの方か看護師の方と筆談をしていたのだろう。解読はできないが何か左手で書いていたようだ。何かを伝えたかったのか、セラピストの方の指示で何か書いていたのかはわからないが、ずれにしても脳への刺激にはなるのだろうからいいことだ。
看護師の方から、ウサギさんはパジャマを着替えたがると報告を受ける。昨日の出来事を共有したら納得をしてくれた。
お母さんからのボイスメールをこの日も8割ぐらい聞くが後は興味が無くなり明後日の方を向いている。名古屋に住むたっくんから御首神社のお守りと砂を貰ったので携帯と枕元に、五条点神社のお守りと置かせてもらった。
外に出て太陽の光を浴びる。いつもの日陰に車いすを停めウサギさんと会話をする。嬉しそうだが、数分もすると入り口で待ってくれている看護師の方が気になりだす。中庭を三週回ってから戻ろうと思ったが、結局一周だけして部屋に戻った。
体を車いすに固定する(ひもがない)、金太郎が来そうな服をこの日は来ていないウサギさん。入口に向かう途中で体を前に乗り出してしまい、車いすから落ちそうになる。慌てて肩をおさえ、そのまま看護師さんの手を借り、2人でウサギさんを押えながら部屋に戻る。
部屋に戻るとすぐにベットに戻る。話しかけながら足や手をマッサージした。
自分の左手で、丸くなった右手を伸ばそうとしたり、右太ももあたりを触ったり自分の体の方に引き寄せたりしていた。恐らく自分なりにリハビリをしていたのだろう。
豆乳とヨーグルトを食べさせようとするが全くこの日は口にしなかった。
宿泊先のマンションでウサギさんのパジャマの洗濯をしていると、CHEUNG家のグループチャットにウサギさんからビデオコールが掛かってきた。出たのは私だけで、言葉にはなっておらず、うめき声に近いがそれでも、ウサギさんは画面越しで何かを伝えようとしていた。病室では基本電話の使用はできない。途中、看護師の方が通話はしてはいけないので一旦切らせてくださいと言われ会話は終了する。

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