2026年7月26日(日曜日)

闘病記 完全回復まで

今日もうウサギさんは目を開けた状態でベットに横になっている。私に気づくと少しだが笑顔を見せてくれた。

今日の看護師もなんとも言えな感じだ。たいてい面会時は、私がいるので、看護師に左手が縛られることはあまりないが、この看護師は縛ろうとしていたので、止めた。

洗髪後に使うトリートメントと、金町くんと南千住のシマムラで購入したパジャマを持参する。

この日はオンラインでウサギさんのお母さんとビデオ通話をする。ウサギさんは嬉しそうにしていた。だがどうも焦点を合わせられないのか、病気の影響で目が良く見えていないのか、携帯の画面の方はみているが、集中していない。お母さんの声をなんとか認識している感じだった。会話は5分も持たず、この間もうさぎさんはドラえもん手袋をつけた手で私をポンポンしていた。義理のおやじさんとジェレミーも通話に参加していたが、全く興味を示さない。

もともと軽い老眼も入ったりしていたウサギさん。完璧私のポカミスだ。眼鏡の存在を完璧に忘れていた。

親友のアグネスが7月31日に来てくれると伝えるとうれし涙を流していた。

今日は笑顔をみせてくれたが、まだ涙の量が勝っている。ウサギさんに繰り返し伝えたのは、沢山泣いても良いが、同じだけ笑おうと言うこと。しっかり目をみながら何度も繰り返し声をかけるように心掛けた。

そして抱きしめながら何度も愛しているよと伝えた。ちょうどウサギさんのおでこが私の胸のあたりに触れている。言葉で伝わらない思いは、私の体の全てを使って何かが伝われば思った。そして今の私にできることはそれしかない。

この日も右手、右足をストレッチをしたりマッサージをする。だが、1時間と言う時間の中で出来ることには限りがある。それでも何もしないよりはマシだと自分に言い聞かせ時間の許す限り、声をかけながらウサギさんの右半身をさすったり、ストレッチをしたりした。

昨日あった、右足の反応が今日はない。足裏をこすぐったり、指を伸ばしたり曲げたりしているが反応がない。また呼び掛けに対する反応もいまいちで、集中力がなく、声をかけても全く私を見てくれない。

どうしても昨日できたこと(良くなっていた)は、今日もできているだろうと思ってしまうが、人間の体の回復はそんなスムーズではないのかも知れない。様態は、一歩進んで、二歩下がるを繰り返しながら日々少しずつ変わってゆくものなのかもしれない。完全回復と言う目標は掲げながら、日々の変化や出来事に振り回されず、目の前のウサギさんとしっかり向かい合いながら、彼女を支え励ましてゆく必要がある。

とはいうものの、パジャマが少しはだけてしまっていたのを自分でしっかりと直している姿をみると、どうしてもうさぎさん良くなってるじゃん、とついつい小踊りしてしまう自分もいるのだが。

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