2026年10月4日(日曜日)

闘病記 完全回復まで

午前中は香港大学駅近くにある店で餃子とポークチョップライスを買って病院を訪ねる。この日は機嫌が良いのかそうでないのか分からない、ニュートラルな表情だ。

昼食を二人で取るが、餃子もごはんもあまり食べない。土日のリハビリはあったりなかったりで、あってもヌルメノメニューなので腹も減らないのかも知れない。半分以上が残ってしまったので、3時に私が残りを全部平らげた。

この日は13時にジェレミーが来てくれた。弟が来てくれると非常に嬉しそうだ。普段は口数も少なく、頼りなさそうな印象を与えるジェレミー。だが現在のウサギさんにとっては非常に良い話相手だ。ウサギさんを決して子供扱いせず、これまで通りの口調、トーンで話かけてくれるからだ。病気で言葉が話せないことから、人によってはウサギさんを子供扱いしてしゃべる人間がいるが、あれが非常に許せない。義理のおやじだ。ウサギさんはベイビーのようになってはいるが、子供扱いはしないでくれと何度も伝えている。だがそれを直さない(直せないのかも知れないが)。

ジェレミーには積極的にこれまで通り広東語でガンガン話しかけて理解力や、コミュニケーション能力を回復させる手伝いをしてほしいと御願いした。DJの仕事で来週から日本韓国と回ってくるようだが、話を聞きながら早く旅行に行きたそうな表情を私たちに向けてくるうウサギさん。完治を待つ必要はないが、車いすを使えるようになったらすぐに、旅行や出張に連れていくと約束をした。

ジェレミーが帰ってからは、二人で右手のリハビリに励む。猫ちゃんのぬいぐるみを掴む練習だ。正直全く思うように手は動いていないが、カナダ先生のアドバイスに従い、脳を使い対象を掴むイメージをさせながら、何度かウサギさんにトライをさせる。力まず脳から静かな指令を右手右腕に送ればよいのだよと言うが、どうしても力んでしまうウサギさん。リラックスしながら冷静にそして穏やかにリハビリをするよう促す。

またこの日も、昼食時は少しでも良いから右手をテーブルの上において食事をしようと御願いをする。昨日はかなり顔がブーブー言っていたが、今日は全くそれがない。食事中数回程度だが、テーブルに手を置いて食事をしてくれた(リハビリとして意味があるのかは分からない、がやらないよりはましだろう)。何が何でも早く回復したいと言う気持ちは非常に強くウサギさんから感じ取れる。私ができることは、これまで通り褒めそしておだて、勇気づけリハビリを頑張らせることだけだ。

夕食はいつものフォー麺だ。正直飽きてきているが、それでも外食メニューの中ではおそらく一番健康的な部類に入る。またデザートにゴマが入った餅(汁はショウガと砂糖)を買った。甘いが、エッグルトよりは健康的でまだマシだろう。ほんとうであれば5個入りなようだが、4個しかないとおばちゃんに言われる。4個でちょうど良い分量だった。25ドル→21ドルにまけてもらう。

夜、アグネスが見舞いにきてくれるが、なぜかアグネスに対して怒っているウサギさん。怒らせて血圧をあげてしまってはいけないと、数秒だけ居て帰ってしまった。本当に申し訳ない。なんで怒っているのと聞くも、理由を説明してくれているようだが理解ができない。私も血圧を血あげてはいけないと、アグネスには申し訳ないがこの会話は止め、リハビリを継続した。

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