2026年10月21日(水曜日)

チャーシュー飯を買っていく。顔なじみのセラピスト(ミスマーの部下)と日本語を少しはなすツンデレ風の看護師と3人で旅行の写真を見ながら談笑をしているウサギさん。セラピストによると、今日もウサギさんは一生懸命リハビリをしいたようだ。

ベットの横にある洗面台を業者が修理している。二人いたが、手際が悪くなかなか終わらない。飯を食べる隣でだらだが作業をされるのはあまり気持ちのよいものではない。ウサギさんも終始仏頂面で大好きなチャーシュー飯を食べていた。

午後はお母さんが持ってきたスープ、餃子そしてセブンブランドのサンドイッチを2人で食べる。キューイフルーツ、ブルーベリーには手を付けていない。普段であればキューイだけは手を食べているのだが、今日は食べていない。水もあまり飲んでいないようだったので、「なんで」といつもの癖で聞いてしまった。

だがこの「なんで」は今のウサギさんには、あまり聞かない方がよいのかもしれない。そもそもうまくしゃべれないと言うのもあるが、一日の半分以上をベットの上で過ごしているウサギさん。のども乾かなければ、食欲も沸かないのかも知れない。なんでと聞く代わりに、水あるけど飲む、キューイフルーツあるけど食べると聞くだけにしよう。もしそれでも食べなければ私が食えばよいだけだ。

食後はスポーツシューズを履き、ベットから立ち起立の姿勢を保つ練習だ。杖と左足に重心がよってしまうので、できる限り麻痺をしている足にも重心が乗るようにウサギさんの姿勢と足の位置を変える。だが、良かれと思って手伝ったのだが急に不機嫌になってしまう。ベットに腰をかけながら私をにらみつけてくるので、「分かったよ。もう何か言うのは止めるよ」と伝える。右腕、肘をあげる練習をしたかったが、機嫌がわるくなりやる気が失せてしまったのだろう。リハビリを補助する家族として、回復を願うが、本人がやる気がない。指摘されたことが受け入れられない状態では何を言っても意味がない。脳卒中からの回復までは長期的なスタンスで臨んでゆく必要がある。病気発症から6か月以内の回復スピードが早い時期とは言われているが、ウサギさんのペースで伴走をしてゆく必要がありそうだ。

19時半過ぎにジャイ子が患者の手に巻く緑色のテープをウサギさんの左手首に巻き付けるが、嫌だと泣き出すウサギさん。取り合えず機嫌が良い時にまた来るねと言い、去っていく。最近、ジャイ子のユニフォームの色が変わった。それ以来だいぶ患者に対する態度が優しくなったような気がする。ウサギさんも前は嫌っていたが、最近では時折楽しそうに会話をしたりしている。まあウサギさんに優しくしてくれるのならどんな理由でも構わないが。

歯磨きの仕上げを手伝っているとき、急にウサギさんが騒ぎ出す。何かが欲しいようだが、口の中は歯磨き粉で泡だらけで、いつも以上に何を言っているか分からない。とりあえず歯磨きを終えてから何が欲しいのか教えてくれと言うが話を聞かない。とりあえず落ち着いてヒントをくれと言うがそれもないので、こちらもだんだんイライラしてくる。結局看護士を読んだがどうも先ほどのジャイ子テープを巻きたかったようだ。少し前に付けたくないと泣いていたので、さすがにジャイ子テープを巻く気になったとは想像ができなかった。

コメント