今日は機嫌が良いのか悪いのか掴みにくい日だった。だが持参したフォーの麺とフィッシュケーキはしっかり食べていた。雨の日はどうしても私の気分が乗らない。髪の毛をとかし、歯磨きを手伝い午前の部は切り上げたが、途中、私が携帯に残しているウサギさんに関するメモを見ながら泣き出した。これは7月11日から毎日つけているウサギさんの記録だよと伝えた。
会社に行ってくるよと伝えバイバイをするとしっかり笑顔でバイバイをしてくれた。3時から午後のリハビリがあるのでそれまで昼寝をして脳ミソを休めておくようにと伝えた。
この日も義理の両親が夕食の時間に病院に来てくれていた。餃子とスープがあった。昨日、両親にはお粥以外のものをもう食べられると説明をしたが、母親の口から「料理をしなくて済む」と少し残念な言葉が漏れた。恐らく餃子は店で買ったものだろうがスープは手作りだ。さすがに、入院する娘に外で買った食い物を出すわけにはいかないと思ったのだろう。
私が病院に着いた時二人は既にいなかったので、餃子、スープの残りと蒸かしたサツマイモとブルベリーをウサギさんと2人で食べた。病院での夕食。うさぎさんはどう思っているかは分からないが、私は結構楽しんでいる。謎の言語だがウサギさんと話をしながら取る食事が今は本当に楽しい。ウサギさんには退院後は、基本料理は全て俺がするつもりだ。
便秘が3日続いていたようで、この日やっと少しでたようだ。意識がハッキリしているので、トイレ以外で排泄をするのが相当苦痛なようで叫び声をあげる。「大丈夫だよ。大丈夫だよ」としか声を掛けることができないのは辛いが、それしかできない。
少しうさぎさんが落ち着いてからリハビリをする。この日は平日なので午前と午後でリハビリがある。下半身、特に歩行の練習は大好きなようで、リハビリを楽しんでいるのは嬉々として話す姿からすぐにわかる。特に、うさぎさんが大好きなマー先生がいるのもその理由なのだろう。常に優しくウサギさんを励ましながらリハビリのサポートをしてくれている。
右手は相変わらず右足に比べ回復が遅い。それでも、ウサギさんの指先から肩までをマッサージとストレッチをしながら小さな変化(改善)がないか、毎日くまなくチェックしている。
19時45分。相当疲れていたようで、ベット横に備え付けられたリモコンでベットを平らにし「もう帰れ」と手を振ってくれた。「今日もリハビリ頑張ったね、お疲れ様」と声をかけ病室を出た。


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