朝6時半過ぎに韓国から帰宅。飛行機でできるだけ寝ようと思っていたが、座席スペースが小さいのと、隣に座ったヨーロッパのどこかの国の娘と母親が2時間以上喋っており寝ることができない。ウサギさんには一応、お昼にはいけそうもないとメッセージを送っておく。
待っていてくれたのだろう嬉しそうに笑顔で涙を流しはじめる。出張中の28日がウサギさんのお母さんの誕生日だった。数日前からグループチャットに誕生日おめでとうメッセージは頑張って送ろうと伝えていた。恐らく誕生日おめでとうと打つことが難しかったのだろう、「ありがとう。マミー・グット」。と感謝を伝えるメッセージをしっかり送ってくれた。午前中、ガンナムのスターバックスで軽い朝食を取っていた。しっかり約束を覚えてくれた。一生懸命お母さんに感謝と誕生日を祝うメッセージを書いてくれた。嬉しさとウサギさんが左手で頑張ってメッセージを書く姿が目に浮かぶ。ハンカチで目の周りを覆った。
この二日間どのようなリハビリをしたのかと聞く。上手くしゃべることはできないが嬉々として話すのでミスマーの指導の下で歩行や手の運動をしたのだろう。スピーキングの練習はしたかと質問するが、理解ができないようだった。
ここ数日きになっているのは、ここ数日これまで良くなってきた理解力がすこし不安定になっているのではないかと感じていた。だがこれも回復までに、何かしら現れる症状なのだろうと思いながら、経過観察をしている。もしかしたら言葉、英語にたいする理解力なのかもしれない。
16時過ぎ。夕食を買いに1時間ほど病院を抜ける。デザートを食べたいと言うので、いつもの店であずきのような雑穀にアイスが乗ったものを買う。パリスバケットで買ったスイスロール(2㎝厚にカット)を食べていたので、少し甘いもの、コレストロールなどが気になったが、2日間待っていてくれたのでデザートダブルデイとし特別に許可をした。
食後はスポーツシューズを履き、起居と歩行の練習をする。あの小デブが現れる。早く追い出したいのだろう。自宅は受入れが整っているか、在宅勤務はいつでも始められるかと聞いてくる。自宅は風呂を撤去し、段差を取り除く工事を予定していると伝える。当初、病院へは工事はせず、他の方法を考えていると伝え、それにし対し、風呂トイレが一緒にできる防水式の椅子の提案を受けていたが、採用するかどうかは回答していなかった。来週の末に退院させられると嬉しそうに言っていてが、風呂の取り換えがカウンターパンチとなり、小デブは一旦退散。数分後、戻ってきた。2、3日で工事は終わるだろうと、入りもしない情報を共有してくれる。私からは工事前に家に職人が来て、工事のスケジュールを決めると伝える。また、数週間前には、私が在宅で働きながらウサギさんの世話をすること。そして、すくなくとも、歩行に加え、トイレを私の負荷が少なくできるようになるまでは病院で世話をしてくれということで小デブと話をしていた。だが、現状、トイレの練習はしておらず、オムツでおしっことうんちをさせられている。この点も小デブに伝える。両手をグーパーしながら立ち去って行った。
小デブがナースステーションに戻ってから、ウサギさんにあと少しで追い出されるか帰れるよと伝える。嬉しそうだったが、「退院≒完治」ではなく、今後も病院に通院しリハビリを受ける必要があると説明する。だが泣きそして怒り出す。意味が分からない。
運動を途中で止めスポーツシューズを脱ぎベットに横になる。「好きにすればよい。だがハッキリと言えるのは、何もしないで麻痺が治ることはない。もし麻痺から回復したいのならリハビリは絶対条件だ。万が一ウサギさんに後遺症が残っても世話はもちろんする。だが後遺症をできるだけ抑えこれまでに近い状態に戻った方が、ウサギさんにとっても間違いなくよい」。
少しして自分が悪いと思ったのだろう。嫌いな右上肢を上げる練習をすると、腕を出してくるが、調子がよくないのか20回程度行ってすぐにやめてしまう。無理に続けることはさせず、この日を終えた。


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