2026年10月27日(火曜日)

闘病記 完全回復まで

インタウンチェックインを香港空港で済ませてから病院へ向かう。空港のスターバックスでデカフェのアイスラテとウサギさんが好きなチキンラップを購入する。

私の顔を見ると嬉しそうにしていたが、やはり夕方には空港に向かわないといけないことを理解しているのでどこか寂しそうなウサギさん。スターバックスで買ったコーヒーを勧めるが、カフェインが入っていないとは言え、3カ月以上口にしていなかったので抵抗があるのだろう。ゆっくりと言うか恐る恐る慎重にストローからアイスラテを飲む。目を大きく開けている。美味しいのだ。だが数口だけ飲んで、私に飲めとカップをテーブルに置く。

ウサギさんと話をしていると看護師助士のおばちゃんが話しかけてくる。どうも先日、ウサギさんに歯医者の紹介をしたのはこの方のようだ。実はウサギさん、香港に戻ってきた8月11日の夜に怒り狂って、手を縛っていたロープを歯で外そうとして上の差し歯を誤って抜いてしまった。それ以来、上前歯がない。英語が話せないので看護師のあんちゃんを連れてくる。結局入院中は治療は受けられないということなので、早く前歯を治したいようだが、ウサギさんには退院してからにしようとお願いをする。やはりまだ物事の良し悪しや出来ることできないことの判断をすることが苦手のようで、時としてこのようなことが起こる。少しがっかりさせてしまった。このような直接的な断り方ではなく、もう少しやんわりとグニョグニョした伝え方を学ぶ必要があるのかも知れない。赤ちゃん化したウサギさん。よーへーくんの子供、みなこ、コースケ、かなこちゃんに接し、話すような感じでウサギさんを扱う必要がありそうだ。

観音様のおちょこを通したホーリーウォーターを770mlボトル、3本にいれたものをウサギさんのロッカーに入れる。ドクターPも5袋買ったので2日間は持つ。後はお母さんにバトンタッチをした。

病院を出る16時まで、右上肢のストレッチとマッサージをする。日曜にセラピストの方が右肩周りの強張りが少し取れてきたと言われたウサギさん。だがそれでもまだ大胸筋から脇にかけての筋肉がカチコチに凝り固まっている。ファイテンを貼り、毎日ストレッチとマッサージを行っている。これは脳と右上肢の神経回路がつながり手の機能が戻り動き出した時のためのものだと教えてもらった(理解があっているかはちと微妙だが)。右手を動かすためのリハビリと共に、ストレッチとマッサージは要継続だ。

泣くのを一所懸命我慢していたようだが、結局泣いてしまうウサギさん。あずき色の椅子を左手に持ち、糞尿のにおいが漂う病院を後にした。

ウサギさん、2日間頑張って耐えてくれ。

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