CTF Life Hong Kong/MyWealth Beyond(CTFライフ香港のマイウェルスビヨンド)とCTFライフ香港商品の非確定解約返戻金の仕組み。

CTF Life Hong Kong (

CTFライフ香港から26年に上梓された資産形成と承継ができる終身型貯蓄保険だ。保険商品の中では非常に珍しく、契約者は解約返戻金を構成する株式と債券の運用割合を、ライフステージにおける資金需要とリスク許容度を考慮しながら、規定のオプションから選択することができる。

スイッチングオプションの3つの選択肢と特徴

リスク許容度と運用目標に合わせ以下の選択肢から契約者は自由に運用方法を決めることができる。

切り替えのタイミングと条件と仕組み

・切り替えは、契約が有効な状態であることが条件

・契約10周年目以降、毎年の契約記念日に切り替えを申請することが可能

切り替えの仕組み。スイッチングオプションの仕組みについて説明する前に、マイウェルスビヨンドの解約返戻金について触れておきたい。解約返戻金の内訳は大きく株式と債券となる。そしてこの解約返戻金は契約者が将来的に確実に受取ることのできる確定解約返戻金と、CTFライフ香港の運用成績次第で受け取ることのできる非確定解約返戻金で構成される。

非確定解約返戻金は更に、運用途中に引出しができるリバーショナリーボーナス、そして解約時にのみ払い出されるターミナルボーナスに分けられ、このスイッチングオプションの対象となるのがリバーショナリーボーナスになる。なお、リバーショナリーボーナスは、後で説明するが、フルフィルメントレシオと呼ばれる達成率の発表後、達成率に応じて契約者の口座に確定解約返戻金として蓄積される。

このスイッチングオプションでは、これら3つの解約返戻金の他に安定資産アカウントと呼ばれる口座を設けられそこに、リバーショナリーボーナスを移動されることで途中解約ができる解約返戻金の額を調整してゆくことになる。この安定資産アカウントに分配された資産には4.25%/年(非保証)の金利が付与される。

運用途中に受取れる解約返戻金の額を大きくしたいのであれば、運用リスクの最も低いコンサバティブを選択することになる。加入から10年目までは積極運用のアドバンスに設定されており、安定資産アカウントに資産である債券は分配されていない。

手元に40歳男性が5年払いで総額10万米ドルを払い込みマイウェルスビヨンドに加入した場合の見積もりがある。30年目におけるアドバンス、バランス、コンサバティブの途中引出しができる解約返戻金の額はそれぞれ、74,535ドル、93,570ドル、112,606ドルと、コンサバティブの額が他の2つのオプションに比べ大きい。ちなみに競合商品であるサン・ライフ香港のサンジョイグローバル2の途中引出しができる解約返戻金の額は73,990ドルと、マイウェルスビヨンドの3つのオプションよりも若干数値が悪い。

CTFライフ香港の狙い

スイッチングオプションについて、カンの良い方なら気付いたかも知れない。このスイッチングオプションは、CTFライフ香港での運用が良ければ将来的に受け取れる可能性があるリバーショナリーボーナス(非確定の解約返戻金)をベースに置いたオプションであるということを。だがそれでもCTFライフ香港がこのスイッチングオプションをプラン設計に組み込むのは、過去の運用実績と運用チームにかなりの自信があるからなのだろう。

フルフィルメントレシオ。毎年、香港の保険会社は1年に一度フルフィルメントレシオと言う運用成績を公表する。対象となるのは、このリバーショナリーボーナスとターミナルボーナス。見積もり通りに運用が出来れば、達成率は100%となる(それ以上になることもある)。

CTFライフ香港は、過去10年連続で見積もり通りまたはそれ以上で運用をしている。この点、サン・ライフ香港は100%を達成したりそうでなかったりを毎年繰り返している。確定解約返戻金の割合を大きく取り、しっかりと見積もりに反映することで、加入検討者の背中を強力に押すことができる反面、非確定解約返戻金の伸びがいまいちで、将来的に受取る可能性が出来る解約返戻金の総額は、CTFライフ香港のそれに劣る。

これまでCTFライフ香港ではなくサン・ライフ香港を日本人にゴリ押ししてきた理由。それは会社としての歴史やフィッチやスタンダード&プアーズのレーティングなども背景にはある。だがそれ以上に、サン・ライフ香港の商品を積極的に推奨してきたのは、将来的に契約者が確実受取ることができる確定解約返戻金の額がCTFライフ香港のそれに比べ大きいというのが理由だった。加入の検討をされているお客様に対し、将来確実に受け取れる解約返戻金を事前に提示できるのは、商品を提案する側にとって何よりの武器となる。将来お客様から「思ったより増えてないじゃないの」とお叱りを受けることもない。だが年々サン・ライフ香港の貯蓄型保険の確定解約返戻金の増加率を見ていると、過去にリリースされたヴィジョン、ヴィクトリー(廃版)などと比べると下がってきている。サンジョイ・グローバル2に10万ドルを払い込み30年運用をした場合だと、契約者が受け取れる確定解約返戻金の額は15,500ドル。一方、マイウェルスビヨンドの確定解約返戻金の数値は例によって低く、30年運用しても1,700米ドルにしかならない。

基本、CTFライフ香港、サン・ライフ香港共に、債券中心の運用をしているのに、なぜこの様な差が生じるのか。2社共に投資先や投資商品の詳細情報を開示することはないのであくまで推測になるが、CTFライフ香港は確定解約返戻金の額を意図的に低く設定し、その分を運用途中に引出しが出来るリバーショナリーボーナスに振り分けているのだろう。

つらつらと書いてきたがこれら背景があることから、このスイッチングオプションはプランの設計に組み込まれ機能することになる。

またCTFライフ香港とサン・ライフ香港の商品の比較において、将来確実に受け取れる確定解約返戻金の額にこだわることなく、確定解約返戻金と非確定の解約返戻金を合算した数値で検討するのであれば、このスイッチングオプションが組み込まれたマイウェルスビヨンドは検討の対象としても良いだろう。途中引き出しができる解約返戻金の額だけでなく、確定解約返戻金と非確定の解約返戻金を合算した数値でもマイウェルスビヨンドはサンジョイ・グローバル2に対し優位性を持っている。

その他気になる特徴として

正直、名義変更をしながら資産承継ができるなど仕様はほとんどサンジョイグローバル2と変わらないが、一点だけ気になったポイントがある。それは保険料の払い込みが完了すれば、いつでも途中引出しが出来る点で、引き出した解約返戻金は契約者、被保険者、受益者だけでなかく、これら以外の第三者にも解約返戻金の払出しができる。しかも、契約者との関係性を証明する書類を提出する必要がない。もし運用途中に家族以外で資産をシェアしたいと思える人が現れたとき非常に嬉しいオプションと言えるだろう。銀行口座をCTFライフ香港に伝えるだけで送金処理が完了する。

マイウェルスビヨンドに関する商品詳細やお見積りをご希望の方は以下の情報を以下のお問合せフォームからご連絡をお願いします。

・保険料支払い年数:一括、5年、12年払い

・加入保険料

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