2026年9月28日(月曜日)

闘病記 完全回復まで

チャーシュー飯を持って病院へ。今日もあまり機嫌は良くなく、泣いたり怒ったりしていることが多い。そしてここ最近、ウサギさんはボーっとすることがある。泣いているときはおそらく帰りたいのに帰れないと言うのが原因なのだろう。

寄り添い、帰りたいよね、辛いのはわかるよと共感や歩み寄りをするのが良いと色々対応の仕方がある。実際トライしたが上手くいかない。なので結局この日は、帰りたい気持ちはとてもわかるけど、今のウサギさんの状態では自宅に帰っても、俺でもヘルパでもサポートをすることが難しいのだど伝えた。もっと上手い伝え方などがあったのかも知れないが。

平日は仕事に行く前、そして仕事が終わってからこれまで通り会いにくるから一緒にこの時期を乗り越えようと、目をしっかり見ながら本気の念と共にウサギの心に訴えかけた。土日休日も、12時から20時までこれまで通り、一緒にリハビリをしながら時間を過ごせると伝えた。恐らく病気になる前、ここまで土日を2人で時間を過ごした記憶はない。

AI先生曰く、発症から80日前後一番精神的につらく乗り越えるのが大変な時期だと言う。先生のアドバイスに従い改めて我流の正論アプローチではなく、グニャグニャはぐらかしごまかしながらウサギさんと向かいあってみようと思う。それで言うと、義理のおやじが赤ちゃんをあやすように接しているが、ある意味それが正しいやり方なのかと思えてくる。決して好きではないやり方で、気持ち悪く到底私にはできないが。ウサギさんが激おこぷんぷん丸に変身したらトイレと言って逃げるか、話をずらすことで切り抜けるのが、今の自分にできることうと思う。

昼食後は髪をとかし歯磨きを手伝ってから病院を出たが、久しぶりに笑顔でバイバイと手を振ってくれた。

午後の部

午後は笑顔で迎えてくれた。義理の母親が作ってくれた御粥、サツマイモ。セントラルのパン屋で購入したエッグタルト、そしてブルーベリーの残りを一緒に食べた。御粥は2、3口だけ食べただけ。エッグタルトとサツマイモを美味しそうに食べているウサギさん。甘いものばかりで少し大丈夫なのかとは思ったが、栄養不足になってもだめだし、つまらない入院生活を少しでも紛らわせるためにもなるべく食べたいものは食べさせるようにしている。

食後、また情緒不安定になり親父さんの携帯に電話をかけるが、当然会話になっていない。私に話をさせようとしてきたが、何も話すことはないと一度突っぱねたが、しつこいので、フーが親父さんと話したいみたいだとだけ伝え、フーに電話を返した。何を伝えたかったのかは全く分からないが、笑顔だったのでそれはそれでよかったと思うことにした。

スピーキング。話す練習は私が病院にいる間は、機嫌が良かろうが悪かろうがどんな状態でも強制的に話させるようにしている。日本語と英語だが、単語、短いセンテンスを発声させるようにしている。この日は日本語で「分かった」としっかり発声ができた。

また看護師や人とのコミュニケーションにおいては、必ずイエスかノーをハッキリと伝えるように厳命した。私は毎日うさぎさんと会話をしているので、すこしずつだが彼女の意図や伝えたいことが分かるようになってきた。だがそれは、忍耐強く数分、数十分、質問を繰り返しやっと理解ができると言ったレベル。だが忙しい看護師や他人が、忍耐強く数分も付き合ってくれるわけがない。看護師とウサギさんの会話を横で見ながら、手助けに入るが、結局私がしているのはイエス、ノーどっちなのと確認をしているだけ。だがこれが分かると看護師もコミュニケーションにおいてストレスが軽減されているのがわかる。幸い今の病院の看護師は気持ちの良い人間が多いが、もしそうでないクソ医者のような人間ばかりがいたら、間違いなく冷たく扱われるのは容易に想像ができる。

この日は午後も楽しく過ごすことができた。右半身のストレッチとリハビリをして、歯磨きを手伝いウサギさんがベットを平らにするのを見届けてから病院を出た。横になりながら笑顔でバイバイをしてくれる姿を見れた日はいつも、寝つきも良く、チョコレート摂取量も少なくなる。

精神的に今が最も不安定な時期のようだが、一方で言葉への理解力やスピーキング機能も回復している。なので、帰りたい病に押しつぶされることなく、リハビリ&入院生活を頑張ってくれるように励ましおだてけつを叩きながらウサギさんの回復サポートに努めていきたい。

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