サン・ライフ香港のサンガーディアン（以下ガーディアン）は40歳から74歳までならどなたでも加入が出来る終身型配当付き生命保険だ。これまでの蓄えや年金では老後の生活費を十分カバーできない。万が一のことがあった場合、契約しているプランでは家族を路頭に迷わせる程ではないにしても、常に支出と銀行口座残高を気にしながら生きていかないといけない程度の保障しか受けられない等、資産形成や死亡保障に微調整を加える必要があると感じておられる方にご検討頂きたい商品となっている。
支払い年数と加入年齢 ※（）内数値は損益分岐を迎える年度
6年払い：40歳～74歳（10年目）
12年払い：40歳～68歳（12年目）
20年払い：40歳～60歳（20年目）
25年払い：40歳～55歳（25年目）
保険料の支払いは４通りある。通常、生命保険に加入する場合、保険料はできるだけ長い時間をかけて支払うのが鉄則になる。理由はシンプルで、被保険者が死亡した際に受け取れる保険金は１年分の保険料だけを支払っていても、数年、数十年かけて保険料全額を払い込んでいたとしても同じになるからだ。
ただガーディアンに関しては６年、長くても12年程度で払い込みをし加入するのが良い。加入年齢は40歳から74歳とはなっているが、実はこの商品の強みを一番享受できるのは60代後半の方たちだ。ガーディアンは資産継承の必要は無いが、死亡保障を増額する必要がある。また老後の生活資金が今のままでは少し心もとないと感じているシニアの方たちの商品と言える。
ここに74歳男性が18,879$/年間保険料を6年払いで総額113,274$を払い込み加入をした場合の見積もりがある。受け取れる死亡保障額は150,000$。日本円換算（１$＝１５４円）で保険料が年間290万円。死亡保障額はおよそ2,300万円になる。
以下は解約返戻金及び返戻率、そして死亡保障額額の推移となる。
※解約返戻金及び死亡保障額にはサン・ライフ側での運用成績次第で支給される非確定の解約返戻金ターミナルボーナスが含まれた数字となる。
※（）内の数値は非確定解約返戻金、非確定死亡保障額
１０年目
解約返戻金：130,260$（16,986$）
返戻率：114％
死亡保障額：175,986$（25,986$）
15年目
解約返戻金：151,029$（37,755$）
返戻率：133％
死亡保障額：200,643$（50,643$）
20年目
解約返戻金：173,988$（60,714$）
返戻率：153％
死亡保障額：223,092$（73,092$）
サンガーディアンにおける死亡保障の払い出し条件。
被保険者の死亡以外に、認知症や重大疾患を患った場合においても死亡保障が受取人に全額払い出される。被保険者が認知症を患った場合の請求においては、加入時に、家族を後見人として立てることができるので、保険金の請求は代理で指定された家族が行うことができる。高齢での保険加入におけるリスクには、被保険者が認知症を患い契約の存在が忘れ去れてしまうこともあげられる。そのため、死亡保障の受取人の他に家族のメンバーを加えておけるのは助かる。だが一方で、このことで家族に内緒でコソコソと香港保険に加入を考えていることがバレてしまうリスクをはらんでいることも忘れてはいけない。少し話が脱線するが、もしこのことを望まないのであれば、香港保険で代名詞でもある配当付き養老保険であるサンジョイ・ギフト・グローバルⅡや運用途中に毎年決まった額を受取ながら運用ができるヴィジョンと言った商品が選択肢となってくる。確定でしっかり将来受け取ることが約束された解約返戻金だけでなく、インフレが起こった場合でもプランがそれを吸収できるように運用利回りが設計されているので、ガーディアン含めたこれら商品に加入をすることでインフレ対策が出来てしまう。既述の解約返戻金における（）内に記載された非確定の解約返戻金であるターミナルボーナスがここで言うインフレ対策となる返戻金であると捉えるわかり易だろう。
死亡保障の受け取り方法。一括払い。分納（2～50年払いから選択可）。一括払いと分納のコンビネーション。受取人が指定の年齢になるまで分納、その後一括払い。これは、受取人がある年齢になるまでは分納で払い、その後残りを一括で支払う方法。3％の金利付与を受けながらの分割受給。と色々あるが、仮に60代後半で加入をしたとすると、死亡保障受取人の年齢にもよるが近しい年齢であれば一括払いで保険金を受取るのが良いだろう。もし仮に受取人が未成年のこどもだったり、成人はしていてもまだ大きな金額のお金を管理させることには抵抗があるような場合であれば分納などで保障を受取れるように設定しておくのが良いだろう。
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喫煙有無、生年月日、希望する死亡保障額、保険料支払い年数
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