これまでお客さんに作ってきた見積りのファイルを整理していたら、去年のちょうど今頃に作成した、10万ドルを一括払いで加入した場合のヴィクトリーの見積りが目に留まった。
非確定の解約返戻金リバーショナリーボーナスが10%アップ
2023年の2月。サン・ライフ香港の配当付き貯蓄商品ヴィクトリーの解約返戻率が10%増加すると所属するIFAから案内があった。対象となる返戻金は、運用成績次第で契約者の口座に蓄積される非確定解約返戻金、リバーショナリーボーナス(以下RB)だ。非確定の解約返戻金であることから、見積り記載された数字はあくまでも試算的数値にはなるが、記載されたその年の運用成績次第では、その数字よりを下回ることもあるが、逆にそれを大きく上回ることもある。
そしてこのRB、ヴィクトリーを構成する返戻金の内で唯一引出しが出来るボーナスとなる。契約者や被保険者の名義を無制限に変更しながら、解約をしない限り半永久的にプランを運用することができるヴィクトリー。ご契約を頂いたお客様の多くは、ご自身の老後の資産形成、資産継承を目的としてご加入されておられる。保険を活用した資産形成であることから、超長期での運用が大前提になるが、ご加入の意思決定にあたり、仮に引出しをする予定が無かったとしても、返戻金の一部をいつでも自由に引出しをすることが出来ると言う選択肢があることは、ご契約に際し、お客様の心理的なストレスを軽くしているようである。
確定解約返戻金の伸びは断然ヴィクトリーに優位性あり
アジアとアメリカの株式を中心に運用がされるヴィクトリー。ステラーやジョイ、ギフトと言った商品が2022年から2023年にかけて販売されるまでは、サン・ライフの中で最も積極的な運用がされる商品だった。上記の新商品の登場で、商品のセールスポイントである「積極的な運用」と言う部分は少し目立たなくはなってしまったが、今でもこのヴィクトリーが根強く人気があるのは、確定の返戻金の割合がこれら新商品に比べ大きいところにある。そして今回のRBの10%だがマイナーチェンジが加わることで、ステラー、ジョイ、ギフトとの間で迷っていたかたたちの背中を少しだけだが押してくれているのは確かなようだ。
以下の添付は2022年6月の見積りと、2023年6月に作成した見積りになる。どちらも、40歳の男性が10万ドルを一括(5年払いの全期前納)で加入した場合のものになる。一括であることから、前払い分に対し若干の金利が付与される(金利分が保険料から差し引かれる形で契約者に還付される)。
2022年6月作成見積り
2023年6月作成見積り
明日6/30に締め切りになるキャンペーンには間に合わなくても、恐らく、年内に後、1、2回キャンペーンの案内はありそうなので、ヴィクトリーを検討される方は、一度見積りだけでも入手しては如何だろうか。
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