ヴィーナス2のターミナルボーナス支給時期が前倒しになります
ヴィーナス2のターミナルボーナスの払出し
時期が契約8年目から3年目に前倒しになった。
今回(2022年4月13日以降)のマイナーチェンジの
適用範囲はこれから加入を検討している人に限らず、
既にヴィーナス2に加入している人も対象となる。
以下の通り変更前と後の見積りを添付しておく。
サン・ライフ香港の見積りに記載される確定解約返戻と非確定解約返戻の違い
サン・ライフの解約返戻金の構造はシンプルで、
確定と運用成績次第で支給される2つの非確定解約返戻から構成される。
確定(Guaranteed)は早期解約をしない限り
契約者が確実に受取れる解約返戻金で、
契約する時点で見積からその内容は把握することが出来る。
一方非確定解約返戻であるリバーショナリーボーナスとターミナルボーナスは、
見積りにその内容が反映はされているが、
契約者はフルフィルメントレシオ(運用達成率)がサン・ライフ香港から
公表されるまで最終的な運用結果を知ることは出来ない。
リバーショナリーボーナスとターミナルボーナスの違い
フルフィルメントレシオとして公表された
達成率が確定解約返戻に切り替わり、
確定解約返戻と共に
契約者のアカウントに経年で累積されていくのが
リバーショナリーボーナス。
達成率として公表されてもアカウントに累積せず、
プラン終了時(満期、途中解約、被保険者死亡時など)のみ
払いだされるのがターミナルボーナスだ。
添付の見積り(契約8年目)を参照しながら説明をすると、
リバーショナリーボーナスが2,486ドル。
ターミナルボーナスが37,661ドルとある。
もし仮にいずれも達成率が100%であった場合、
リバーショナリーボーナスの2,456ドルは確定解約返戻として
契約者が解約時に受取ることができる返戻金と切り替わるが、
ターミナルボーナスは
あくまで解約を‘すれば’この37,661ドルを
他の確定解約返戻と併せて受取ることが出来ること言うことになる。
リバーショナリーボーナスは達成率が公表された時点で、
契約者は自身の資産が形成されていると認識することはできるが、
ターミナルボーナスはそうはならない。
契約者としてはプラン解約を検討している段階において、
確定解約返戻とリバーショナリーボーナスの増加具合をみながら、
その時点でのターミナルボーナスがいくら支給されるのかを
保険会社と確認を行ない、
納得出来る達成率であればご自身の判断で解約をすることになる。
なお、これら非確定解約返戻金は、
可能性は低いとは言え、
最悪ゼロになることもしっかり契約者は理解しておく必要がある。
これらリバーショナリーボーナス、ターミナルボーナスの考えかたは、
ヴィクトリーやヴィジョンにもあてはまる。
もっと言うと、FTライフの商品にも同様のことがいえる。
ターミナル配当実績(Sun Health Critical illness 2, Sun Promise Income plan)
これは私が調べ切れていなかったのだが、
サン・ライフ香港がこれまでリリースしてきた商品の中でも
ターミナルボーナスの実績数値を公表されていたようである。
商品はサン・ヘルス・クリティカル・イルネス・ケア・2
そしてサン・プロミス・インカム・プランだ。
フルフィルメントレシオを参考までに添付をしておく。
商品やその他お問い合わせは以下のフォームよりお気軽に弊社までご連絡お願いします。
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