Sun life hong kong/Stellar(サン・ライフ香港のステラー)は運用効果よりも特約(オプション)に魅力がある。運用効果は3の次ぎ4の次ぎ、

サン・ライフ香港/永明金融

サン・ライフ香港/ステラー(Sun life hong kong/Stellar)

2022年にサン・ライフ香港からリリースされたステラー。どんな方が検討すべきなのか色々考えてみた。おそらくこの商品の加入を検討すべき方は、ESG投資に興味があることは勿論だが、解約返戻金や返戻率よりも名義変更など追加オプションの多さ重きを置く方だろう。共同名義、無制限の名義変更、証券分割、被保険者死亡時の自動プラン継続オプション、解約返戻金の一部途中引出し、6通りもある死亡保障の相続方式。サン・ライフ香港がこれまで販売してきたヴィジョンやヴィクトリーと言った商品に限らず、ライバルであるFTライフ香港の商品に組み込まれているオプションはほぼほぼこのステラーにもあると考えて良いだろう。もし香港外にお住まいの方で、日本で販売される保険商品の運用効果よりは良く、特約だけはバランス良く盛り込まれているプランをご希望の方がいれば、このステラーを軸に勉強を始めるのが良いかも知れない。

私的にこのフルトッピングの特約の中で気になったのは、証券分割オプションだ。契約後、5年目以降から使えるオプションになる。分割数に上限は設定されていないが、1証券あたり最低想定元本が2万米ドルとなっていることから、少なくともし分割を前提で加入をするなら4万米ドルの保険料を支払いご加入いただくことになる。またこのステラーはライフブリリアンスやヴィジョンと同様、法人名義での加入が可能となっている。そのため、ステラーに法人名義で加入をしこの証券分割オプションを執行することで役員報酬として解約返戻金の一部を支給することができる。その他、法人名義で加入をする場合保険料を損金として計上することもできるような話も聞くが、この点は税理士の方にご相談を頂く方がよいだろう。詳しくしらべてはいないので、曖昧なことは言いたくは無いが、確か私の認識では損金計上をし節税をすることは出来ないはずだ。

証券分割以外で気になるオプションをあえてあげるなら、被保険者死亡時に死亡保障受取人に名義を切替えることが出来るところだろうか。通常、ヴィクトリーやヴィジョンなどの商品は、被保険者が急死した場合その時点でプランが終了となる(共同名義の場合は継続可能)。だがこのステラーなら、被保険者と死亡保障受取人がそれぞれ1名の場合であっても、受取り人がプラン運用の継続を希望すれば被保険者からプランを受け継ぎそのまま運用してゆくことができる。そして当然、この受取人が新しく被保険者となれば、その方のお子様やお孫様が今度は新しく死亡保障受取人に設定しプランを更に継続してゆくこともできる。被保険者や死亡保障受取人などはいくらでも簡単に指定できそうなものだが、意外と複数名を指定することが難しい人もいるようなので、プラン加入当時者が契約者/被保険者と受取り人の2名だけだと言う方にはこのオプションは有用ではないだろうか。

ステラー商品

保険料支払い期間:一括(2年払い前納)、2年払い、6年払い、12年払い、18年払い

最低加入保険料:20,000米ドル

加入年齢:0~80歳

健康診断:不要

満期償還:120年

商品の詳細やお見積もりをご希望の方はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

円安の影響で引き合いも減り静かになっている香港保険業会。

保険屋の多くは結構暇をしているはずだ、もしかしたら私だけかもしれないが。

香港保険に関する知識強化と情報入手の時期と捉え積極的に私はじめ、

他のコムレードである保険ブローカーに相談をするのには最高のタイミングと言える。

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