Sun Life Hong Kong主催のお勉強会。

女帝のお誘いでサン・ライフ香港が主催するウェビナーに参加をした。ゲストスピーカーは髪の毛が金髪の方だった。ウェビナーにはンガポール、そしてバミューダオフィスからもスタッフが参加していたので、香港だけでなくアジアの他の国からも私のような保険屋が参加していたのだろう。

ウェビナーの主なトピックは、ジェネレーション2における商品設計の変更と保険料支払い期間において5年払い、10年払いが追加されたこと。そしてサン・ギフトのグローバルバージョン(以下グローバル)が上梓されたことの2つだ。1時間のウェビナーということもあり、商品設計の変更において本当に重要な部分に絞り説明がされていたのは良かった。昼食を終えた2時からのスタートだったので途中うとうとしたりしていたが、シャキッとさせてくれたのはサンジョイ(以下旧ジョイ)とサンギフト(以下旧ギフト)の加入において、日本人が占める割合が非常に多かったと言うこと。

このグローバルにおいてはマルチカレンシーオプション(米ドル、カナダドル、ポンド、人民元)が組み込まれている。さすがにそれは言い過ぎだろうと思ったが、サン・ライフとして通貨に日本円を入れることも検討するようなことまで言っていた、笑。ただこの日本円通貨の話は別としても、我々日本人としてこのスピーカーのメッセージ少し都合よく解釈すると、日本人加入者の割合が増えていると言うことは、影響力は微々たるものだったとしてもサン・ライフ側での商品設計において、香港を中心としたアジア各国のニーズに加え、今後、日本人が好むようなオプションなどが組み込まれるようなことは十分に考えられると言う点。

ジェネレーション2(以下新バージョン)における商品設計変更

設計変更前のジェネレーション2(以下旧ジェネレーション)の保険料支払い方法は一括払いのみだったが、今回の変更で5年払い、10年払いが追加された。また旧ジェネレーション2においては、70バージョンと100バージョンのみだったが、新バージョンでは新たに50バージョンが組み込まれた。バージョンの違い、これは確定死亡保障の最大減少額になる。例えば、50バージョンの場合だと、10年かけて毎年5%ずつ確定死亡保障額が減少し最終的に合計50%になる。70バージョンであれば、毎年3%ずつ減少し最終的に30%分が減ることになる。100バージョンにおいてはこの減額はない。ただ、新ジェネレーション2の死亡保障にはこれら確定の死亡保障に加え、運用性成績で支給される非確定死亡保障もあるので、確定の死亡保障額が減ったとしてもそれを非確定の死亡保障が補うことも十分にあると言う点は押えておきたい。

なお新ジェネレーション2では運用面においても改良が加えられている。特に解約返戻金における損益分岐点の時期が旧バージョンに比べ前倒しされている。確定解約返戻金だけで見ると、契約後、20年目。確定解約返戻金と非確定解約返戻金を合算で見た場合であれば、契約後8年目に損益分岐点を迎えるよう設定されている。

新ジェネレーション2の説明を聞く中で感じたのはサン・ライフ香港としてバージョン50を積極的に推していたこと。他のバージョンには組み込まれておらず、バージョン50にだけ入っている特約もあり、例えば、重大疾患や事故により昏睡状態に陥った場合、生前に死亡保障額の50%が受益人に払い出される特約が組み込まれたりしている。確定死亡保障額50万米ドルに一括払い(保険料:86,470ドル)で加入した場合の見積もりを添付しておくのでご覧ください。

サンギフトグローバル(以下グローバル)

先日、書いたサンジョイグローバルと商品仕様変更ポイントはほぼ同じになるので、詳細は割愛したい。ただいくつかオヤッと思える情報もあったので、私自身への備忘録を兼ね情報をシェアさせて頂く。

グローバル。明確な打ち出しがある。それは、引き出しと継承に重点を置いた運用を考えるのであればこの商品一択で良いと言って過言ではないと言う点だ。例えば、新生児が生まれた時に加入をすれば、エデュケーション・ファンドと言うオプションが組み込める。このオプションは5年払いプランのみが対象となるが、契約から18年目以降、非確定解約返戻金であるリバーショナリーボーナスから、払い込んだ保険料総額に対する15%相当額を毎年、学費として引き出すことができる。その他にも、保険料は25万ドル以上と言う縛りはあるが、契約20年目以降、毎年10%を引き出しながら運用ができるラージサイズ継承オプションなるものも組み込まれているので、老後の生活資金として引き出しをした後、残りを子や孫に名義を変更しプランを継承したりもできる。

その他、気になったポイントとしては、被保険者を2名指定することができることや、サンウォレットと言うサン・ライフのアプリを使い海外送金を行う場合、送金手数料が無料(※年一回まで)になると言ったところだろうか。

サンジョイグローバル

2024年3月31日までサンジョイグローバルのキャンペーン中だ。興味のある方は急ぎ弊社までお問い合わせを。

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