Grandtagでフェイス・トゥ・フェイスでのご挨拶

その他

乾物屋と中国漢方の匂い

孫文記念公園と道路を挟んだ向かい側にGrandtag社(以下GT)のオフィスはある。建物の周りには乾物屋や中国漢方などの卸業者が軒を連ねているので、干物や漢方独特の匂い。真昼間から煙草を咥えながら麻雀をしている店主。乾物を狙うねずみや害虫を捕まえるために飼われているだろう猫ちゃんたちが店の看板猫として、商品の上で昼寝をしている姿が確認できる。道路にシートも引かず、直に乾物を干しているのを見ると正直食べたいとは思わないが、あのエリアで販売されている乾物だったり漢方薬は香港内に限らず、海外に輸出されているようだ、しかもかなりの値段で。

GTオフィスは建物の数フロアーを借りているようだが、油漆さんとの打ち合わせだったり、不定期で開催される勉強会、契約書への署名、お客様とのご挨拶はたいてい建物の25階になる。20人近い人がはいれる会議室と、AIA、サン・ライフとネーミングされた小さい会議室があるがどの部屋からもヴィクトリア・ハーバーが拝めるので行くたびに携帯でついつい写真を撮ってしまう。香港の方はとても風水を気にするが、恐らくGTのオフィスも恐らくそこらへんを考慮し、今のこのロケーションにオフィスを構えているのだろう。

そう言えば、前職時代のお客さん(超有名男性グループを抱える事務所)から、彼らの事務所や置物も風水を意識し設計がされているようなことを聞いたことがある。毎年、香港から風水師を呼び色々アドバイスを受けているようなことを言っていた。

直接お客様にお会いすることの大切さ

さてさて。

今回は、東南アジアにお住まいのお客様がお越しなるということで、契約書への署名の立会いとご挨拶を兼ねてGTへ訪問をした。やっぱ最高!!!フェイス・トゥ・フェイスでお客様にお会いできるのは。これまでのキャリアの影響なのか性格によるものなのかは分からないが、私は人に会っている時間がとても好きだ。電子部品のバイヤーとして仕事をしていたころは、中国を中心に4年弱の間に100社を超える工場を訪問し、1,000人近い、国籍も異なる方々と会話をしてきたし。外資系企業で営業の仕事をしていた時も、1,500人以上もの方たちと一緒に仕事をしてきた。おそらくこれまでのキャリアを通し、何かを買うときでも売る時でも一度は必ずお会いしてからと言うのが自分の中ではデフォルト化したルールの様なものになっていたのだろう。コロナと言う異常な環境下において、オンラインだけで完結できるビジネスが一般的になり、その有用性は認識しつつも、それでもやはり直接お客様とお会いすることの意味は想像を絶するほどデカい。コロナも収まり、やっと香港もクレージーな渡航者への隔離を撤廃した。これから少しずつコロナ期間中にご契約頂いたお客様へのご挨拶、そして、日本に限らず東南アジアを中心に、新規顧客開拓を目的とした行脚的勉強会を行ってゆこうと思っている。もし希望があれば是非遠慮なくお声かけ頂きたい。

追伸、

この日は、油漆さんは香港で開催されていたMDRT(ミリオン・ダラー・ラウンド・テーブル)関連のイベントの参加するためにタイから来ていた方たちの対応にも追われていたようで少しバタバタされていた。彼らはタイ国内で、保険契約トップを占める方たちのようだが、自分の国の人にはタイ国内で販売されるプランをバンバン売りながら、自分は香港で販売される保険商品にこっそり加入をされたりしているようである。

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