FX(通貨)取引を投資対象として、トレンドフォロー型と金利鞘取り型を混ぜて運用するForex Wizard Inc社のForex fund sp mix。

Forex Wizard Inc社

Forex Fund SP Mixは「トレンドフォロー型」と「金利サヤ取り型」を50%ずつ組み合わせたヘッジファンドになる。

通貨取引において生き残り続ける事は至難の業でほんの一握りのトレーダー達だけが勝者として生存している。そんな彼らも幾多の胃の焼けるような思いをしながら説明のつかないような苦しみや葛藤を乗り越えて今があるのだろう。

心技体。トレードで勝ち続けるためには恐らくこれら3つの要素を備え、タンタンと様々な局面で合理的な判断をしてゆくことが求められる。「意思との闘い」を制する者がトレードを制すると言われるように、どんなノウハウ本やセミナーでも説明をされる。だがそれでも、これだけ多くのトレーダーの屍が積み重なっているのを見るに、やはりこの心技体の‘心’の部分は頭では理解できても、それを自分の血肉とし、体得していくのは困難なのだろう。

このForex Wizard Inc社の商品Forex fund sp mixは血のにじむような精神(心)の修行に励むも、凪のような精神状態でコンスタントにトレードに望めない、時として感情が投資判断に影響を与えてしまいなかなか思うようにトレードが出来ないと言う方が検討する価値はある商品だ。

飛行機のパイロットが自動操縦と自身の操縦で乗客を目的地まで運ぶ様に、資金をファンド会社に預けシステムトレードと状況によりファンドマネージャーの裁量で運用を行って貰うのだ。

Forex Fund SP Mixは「トレンドフォロー型」と「金利サヤ取り型」を50%ずつ組み合わせたヘッジファンドになる。トレンド相場ではトレンドフォロー型が力を発揮しながら利益を積み上げ、レンジ相場においてはスワップ金利が少しずつだが確実に利益とし積み上がって行くので、いかなる相場環境においてもお互いの特徴を活かし補完し合いながらリターンを狙ってゆくことができる商品だ。

それぞれどのような仕組みの下で運用されていくか見て行こう。

トレンドフォローは2つの異なる時間軸を用いながらポジションを構成し運用していく。一つは日足ベースでトレンド分析を行うコア(基準ポジション)。そしてもう一つが、時間足(通常は4~8時間)をベースに分析を行いながら売買シグナルが出るよう設定されたサブ(補助ポジション)だ。相場の波が大きくはっきりしている場合は2つのポジションを合わせる事でポジションを最大化させ、相場が不安定な動きをしている場合はそれぞれが逆のポジションを採ることでポジションが相殺されるように設定されている(コアとサブのポジション割合は2:1)。

金利鞘取り。金利の低い通貨から高い通貨を買うとその金利分をスワップとして受け取る事が出来る。

例えば、円の金利がゼロで豪ドルが3%なら円から豪ドル100,000を買うと、3,000豪ドル(年3%)の金利スワップが付与される。逆に、円に対して豪ドルを売るとマイナスの金利が発生するので金利の鞘をとる事が出来ない。しかしこのForex fund sp mixは売りだけをマイナスの金利がゼロとなる業者を使うので、理論上3%の鞘を取る事が出来る(レバレッジかけて高い利回りを得る運用も行う)。

但し3%の鞘を抜く事ができるは週をまたがない場合に限られる(月曜から金曜日までに反対売買がされる場合)。そのため仮に、月曜に豪ドルの買いを通常の業者に入れ、全く同じタイミングで豪ドルの売りを金利の付かない業者に入れても、業者が違うため若干のレートのずれが生じる事になる。この鞘取りにおけるレートのズレがリスクの一つと言えるかもしれない。だが、このレートのズレは損する場合、得する場合の確率は50%ずつになるので連続して損する確率は低くなる。ちなみにこのファンドが運用されてきた過去8年間で、マイナスを記録したのは2ヵ月になる。

長期スタンスでの運用

為替取引である事からハイリスクハイリターンの投資であることには変わりない。しかし、これまでにForex fund sp mixに加入されたお客様の多くは追加投資をしながら長期的なスタンスでForex Wizard Inc社に運用を預けているケースがほとんどだ。

例えば以下のように、

・資金に余裕があるのであれば利益を再投資して収益の最大化を狙い、10年後など目的の年度にすべて解約する
・元金以上の利益をインカムとして定期的に手元に戻しながら初期投資額の500万円で回してゆく
・不定期に必要に応じて元金以上の部分引き出しながら運用を続けてゆく

など。

不動産や株式などの資産だけでなく通貨を保持しながらそこから収益を獲得することができるForex fund sp mixをポートフォリオの一部として組み込んでおくことも重要な選択肢と言えるだろう。

以下は2014年から2021年4月までの運用実績となります。

 2014年利回り実績(年間):26.65%
 2015年利回り実績(年間):19.68%
 2016年利回り実績(年間):12.54%
 2017年利回り実績(年間):16.56%
 2018年利回り実績(年間):8.98%
 2019年利回り実績(年間):10.36%
 2020年利回り実績(年間):8.90%

 2021年1月利回り実績(月間):1.50%
 2021年2月利回り実績(月間):1.00%
 2021年3月利回り実績(月間):0.88%
 2021年4月利回り実績(月間):0.96%
 2021年1〜4月合計:     :4.42%

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