FTLife/富通保険
先ほど所属するIFAより
FTLife/富通保険(以下FTL)の最新の会社案内と
投資戦略についての資料が送られてきた。
保険ブローカーであるので、
香港内であればほぼ全ての保険会社の商品を取り扱う事が出来る。
そんな時、
各保険会社のやる気度や積極度は、
街中での広告やテレビやインターネットでどれだけ
キャンペーンを打っているかで推測したりもするが、
このIFA(総代理店)からの保険料リベートキャンペーンや、
プラン内容の改善などメールを受け取ることでも
だいたい感じとる事が出来る。
この点で言うと、
頻繁に保険料のリベートキャンペーンを実施してくれる|
FTLは保険業界の安売り大魔王的とでもいうべき存在だ。
FTL歴史
2015年頃ベルギーに本社を構える
AGEASから中国企業であるJDキャピタルが買収を行い
社名を今のFTLに改名する。
その後、
2018年末に香港不動産大手、
新世界発展が子会社を通じて
FTLを買収し今日現在の組織体系になる。
新世界発展の保有する不動産で有名な建物は
尖沙咀にあるK11になる。
リージェントプレミア2
FTLの有名な商品で言えばリージェントプレミア2がある。
最近はサン・ライフも名義の無制限変更や、|
満期償還の時期を100年以上に設定したプランを発売しているが、
継承が行える保険プランを最初に開発したのはこのFTLだろう。
香港にある保険会社は日々、
商品アイデアをパクり合いインスパイアをしあいながら切磋琢磨し、
顧客に求められる商品を開発している。
恐らくこのリージェントプレミア2に類似する
最近のサン・ライフの商品では
非確定のボーナスの割合が大きいヴィクトリーだろうか。
もし興味があれば2社の見積りや保険料を比較検討するのが良いかも知れない。
以下はIFAから送られた来た資料をグラフの数値をそのまま記載した情報になる。
もしもっと詳しい情報を希望される場合は
お気軽に私のメールアドレスまで連絡を頂ければと思います。
FTL投資ポートフォリオ推移(1香港ドル=14円換算)
2018年:約4,900億香港ドル
2019年:約6,544億香港ドル
2020年:約7,879億香港ドル
アセット割合
債券:76%
株式:13%
キャッシュ同等物&その他:9%
私募ファンド:2%
投資地域
アジア:38%
北米:27%
その他:26%
欧州:9%
投資産業
金融、
政府系機構、
エネルギー、
公共、
消費財、
通信、
IT
債券信用格付けとその割合
A-~BBB-:51%
Aまたはそれ以上:47%
BB+またはそれ以下:2%
FTL信用格付け
フィッチレーティング:A-
ムーディーズ:A3 ※2019はA-
ソルベンシーマージン比率
※香港保険条例におけるソルベンシー比率最低要求は150%以上
2018年:555%
2019年:601%
2020年:553%
保険料推移
2018年:866億香港ドル
2019年:1,083億香港ドル
2020年:1,192億香港ドル
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