ForexPool SP MIX商品概略
ForexPool SP MIXはアメリカのNFAの許認可を受けたForex Wizard社(許可番号:0317955)が運用するトレンドフォロー型と金利鞘取り型を50%ずつ織り交ながら為替及びその派生商品(金利)に投資を行っていくヘッジファンドだ。
トレンドフォロー型。為替市場における相場の歪みを捉え、上昇/下降相場のいずれの局面においても市場のトレンドを捉えながら利益を狙ってゆくことが出来る商品と言える。日足、4-8時間足ベースによる分析を用い運用ポジションを構成してゆく(日足/コア:2、時間足/サブ1)。相場トレンドがはっきりしている場合は日足と時間軸のポジションを合計し3単位のポジションを取り、トレンドが不安定な場合はコア比率を下げて運用を行ってゆくことになる。
金利鞘取り型。通貨取引においては買いと売りを同時に行う事で、通貨変動によるマーケットリスクの回避を行う。売り取引を行う際、金利の支払いが無い特殊業者で取引を行うことで、買い取引時に発生する金利を積み重ねていく運用方法をとっている(手数料収入で商売をする業者を使う)。
この商品をお客様に提案すべきか否か、、、
弊社ではお客様が長期的なスタンスで資産形成を実現してゆけるお手伝いをすることを目標として掲げている。そのため為替取引が投資対象となる商品の採用には正直少し迷いはあった。トレンドフォロー型と金利鞘取り型と言う仕組みが裏付けといる商品であっても、ハイリスクハイリターンな通貨取引であることには変わりはないからだ。
だがこのForexPool SP MIXに加入しているお客様の多くは、長期に渡り毎月配分されるリターンを受取りながら運用したり、リターンを受け取らず再投資しながらじっくり腰を据え、運用をForex Wizard社に委ねている。
「元本保証ではない事、過去の実績が将来の収益を保証するものでは無い」と言う事実はあるが、このプランに投資されているお客様やそして実績を見るに、一概に通貨取引商品をハイリスクハイリターンな商品と言う理由で切り捨てるべきではないと判断した。
市場環境とForex fund sp mix
2021年5月。コロナ流行下で進められてきた金融緩和策の早期解除(テーパリング)と利上げによる引き締めが早期に行われるのではと言う憶測が市場を飛び交うと、換金売りが行われ、米国市場では株式の売り圧力が強まり、日本の株式市場もその余波を受けて大幅続落となった。そしてインフレが進行していると言うデータがこの売りに拍車をかけた。株式や金融資産が高くなっても何か不測の事態がおこれば人はその対極にある通貨に回帰するのだと改めて感じた。
そしてこの商品(通貨)に投資をすることで、イベント発生時のリスクを抑えると言う通貨の役割に加え、時間と言うある意味お金より大切で唯一無事の資産の守る事が出来ると考えたからだ。
恐らくForexPool SP MIXに加入してきた方の中にはこれまで為替市場でプロにカモられたり。「市場は相対相場、弱者と強者の金の奪い合い」「利益を出せるトレード方法を知る必要がある」と叫ぶ講師にカモられて来た方など、通貨取引で資産を形成を考えてこられた方達が紆余曲折を経てForexPool SP MIXにたどり着いたのだろう。
トレードで勝ち負けを経験しながらトレードの技術を向上させ、厳しいプロとの闘いに少しずつ時間をかけながら勝ち、利益を出してゆく事も大事かも知れない。だが我儘な理想を言えば、短期間でしかも負けることはできるだけせずに利益を出してゆくのが良いのが一番では無いだろうか。
確かに、何かを習得をするプロセスにおいて転んだり、失敗をしながら学んでゆく姿勢は大切なことだ。だがその失敗や転ぶ回数にも限度と言うものがある。投資だけに向かい合うことが許される環境で、トレードでの勝つと言う究極の夢を追い求める事が許される環境にいるのであれば、自分が納得するまでトコトン市場と向き合いトレード技術を向上させてゆくのも良いだろう。
しかし恐らく、大抵の人は家族であったり、投資以外の事に時間を割かなくていけないのに、それらを犠牲にしている場合が多いのでは無いだろうか。
「手法」「メンタルコントロール」「資金管理」。トレードに勝つために必要になる知識やマインドセットは頭では理解しても、それらを使いこなせず、結果が出ない自分に腹が立ち家族や周りにいる人に不機嫌と言う公害をまき散らしてはいないだろうか。トレードによる資産の損失以上に、人生において大切な時間や、周りにいる大切な人を知らず知らずに失っているかも知れないのだ。
長期の目標に向かって資産形成を行っていくと言う上位の目標があるとすれば、裁量投資で深い傷を心、財布、周りにいる大切な人に負わせる前に、裁量投資に見切りと言う名の損切りをしっかり行い、これまで自分をカモって来たプロに不本意でも自分の資産を預けて利食いをしてもらう事を考える必要があるかも知れない。
このForexPool SP MIXには1年の拘束期間がある(途中解約は資産残高に対して10%が違約金として発生する)がそこまで長い期間でもないだろう。
以下はこれまでのForexPool SP MIXの運用実績になる
2014年利回り実績(年間):26.65%
2015年利回り実績(年間):19.68%
2016年利回り実績(年間):12.54%
2017年利回り実績(年間):16.56%
2018年利回り実績(年間):8.98%
2019年利回り実績(年間):10.36%
2020年利回り実績(年間):8.90%
2021年1月利回り実績(月間):1.50%
2021年2月利回り実績(月間):1.00%
2021年3月利回り実績(月間):0.88%
2021年4月利回り実績(月間):0.96%
2021年1〜4月合計: :4.42%
加入にあたり
・申込期間:いつでも申込が可能。月1回月初に運用開始
・最低申込金額:500万円
・追加投資最低申込金額:100万円
・申込可能通貨:日本円、米ドル、豪ドル(例外的にユーロ、ポンド)
・満期償還日:無
・元本保証:無
・購入時手数料1(購入時、追加購入時):3%
・購入時手数料2:毎月、利益に対し30%の成功報酬がチャージされ、その後投資残高に対して0.25%(3%/年)のマネージメントフィーが発生する。
・解約手数料:無。但し拘束期間の12ヵ月以内の解約・出金の際には違約金として投資残高の10%がチャージされる。
・保管銀行:DBS銀行
その他(解約時の資金受取りについて)
運用資金の入金は、日本円で運用を行う場合は日本国内の銀行。
米ドル、豪ドルの場合はシンガポールのDBS銀行となる。
しかし、
出金時(解約や、一部引出し)においては国内外問わず、
契約者が指定する銀行に運用益含む元金を送金してくれる。
ご質問があれば以下よりお問い合わせください。
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