代表:蛭田
保険代理業免許:JC6762
所属IFA:Grandtag
2006年、新卒で入社した企業を7か月で退職し、
嫁さんの尻に惹かれ同年12月香港へ移住。
2007年より日系/外資系企業でキャリアを積み、
2021年HTYインベストメント香港を設立。
HTYインベストメントは多様化するお客様のニーズ満たすべく、アジアの金融センターである香港にて2021年に設立を致しました。アジア最大手のIFA、Grandtagに所属するファイナンシャルアドバイザーと言う中立な立場で、お客様一人一人とコミュニケーションをはかりながら、お客様が目指すファイナンシャルゴール達成のお手伝いをさせて頂きます。
保険で食べてゆく決意
保険屋として食べてゆくと決断しライセンス取得の勉強を始めたのが民主化運動で香港が騒がしかった2019年。メディアが無責任に垂れ流す情報と香港で生活をしている私たちの目に映る実際の香港の姿にはギャップはあったが、あのなんとも言えない騒がしい時期に保険ブローカーとして食べていくと決めた。
現実の世界とゲームの世界の区別ができなくなった、やんちゃボーイズやガールズが元気に跳ね回っていたあの当時も、それ以前も、そして今も、香港では保険商品をはじめ他の国ではなかなかお目にかかれない競争力の非常に高い金融商品やサービスが存在する。そしてこれらは香港人だけでなく、世界中の人たちもアクセスできる商品たちだ。自分の住む国において、自分が目指す資産運用のスタイルが実現できなければ、それを実現できる場所・国で運用を行う。いたってシンプルで合理的な動機で意思決定をできる方の目には、今も変わらず香港と言う場所は魅力的に映るのだろう。
これまでご契約を取次ぎさせて頂いた方のお顔や加入時の様子を思い出すと、慎重ではあったが、何か特別に厳しい基準をひいて加入の意思決定をされていた感じはなかった。そして慎重のレベルも、感覚としては、はじめて行く海外で、バックパックを背中ではなく腹で抱えてスリに気を付けよう的なライトな慎重度合いであり、石橋をガンガン叩いていたような感じでは決して無かった。
しかし、このように淡々と合理的な意思決定ができる方がいる一方で、そうでない方がいるのも事実。香港の金融商品の魅力は頭では分かっていても、中々その一歩が踏み出せない。大切な資産の運用場所の選択。その場所が海外となれば、意思決定は普段以上に慎重になり、自国にいる時であれば投資の意思決定に適用しない様な、厳しい基準で投資先である国や場所を評価したくなってしまうのかも知れない。そしてあの数年前の出来事により、慎重派の方の採点表にはマイナスポイントが加算されてしまった。
あの当時、熱い思いで活動していた方の気持ちや言い分も非常によく分かる(友人もガチで参戦していた)。だが、今こうして保険ビジネスに足を踏み入れ、仕事をしている中で、お客さんに「香港は大丈夫なのでしょうか」、「安心して投資できる場所なのでしょうか」と聞かれる度に、「なんたることをやらかしてくれちゃったのあの子たちは」と、少しヒステリック気味になる自分がいたりもするが、結局は、営業トークでお客さんを説得/納得させることができない自分の能力の低さから目を背けるための言い訳に使っている程度に過ぎない。
あの一連の出来事以降、香港とホンコンをソトから眺める人たちの間には、ぼんたん飴を包むオブラートの様な薄い膜が存在し続けているのは確かだ。私の会社のウェブサイトを訪れ、弊社並びに香港商品に興味を持ってもらったお客様には、このオブラートを食べたり剥いたりしながら、ピュアな目で香港保険商品と向き合って頂き、そして本質的な香港保険の価値をご理解いただけるよう商品の案内に努めてゆきたいと思っている。
■私をシゴキ、人として成長する機会を与えてくれた香港そして香港の人々への恩返の20年、30年
だからといって納税額もミジンコの赤ちゃんサイズの私が、香港や香港の人たちにできること、貢献できることなどほぼ無いに等しい。もし私にできることがあるとすれば、きっとそれは、これかもここ香港で働き、そして嫁さんや家族、そして仲間友人と共に生きてゆくことだけだろう。
古くからの知人や元会社の同僚などに会うと、「まだ香港にいたの?日本には帰らないのなどと良く聞かれる」。帰らないし、そのつもりは全く無いよ、といつも答えている(住宅ローンが後20年以上残っているからとは決して言わない)。その度に、驚きの表情と共に、ニコッと嬉しそうな顔をしてくれる。普段、他人にあまり干渉も興味も示さず、冷たいふりをしている香港の人たちが、ふとした瞬間に見せてくれる、この優しく暖かい表情を見るのが好きなのだ。そしてこの夢というか充実感を心と体で感じてゆくためにも、これからの20年、30年を全力でバリバリ働きながら生きてゆく必要がある。
世の中の変化が加速度的に早くなり、昨日まで流行っていたものが明日には廃れてゆくようなことは珍しくない。そしてそれはビジネスにおいても同じことが言える。保険だから生涯食ってゆくための生業として安定したビジネスであると言うつもりはない。しかし、万が一の備えとして、また多くの人が生涯を通し、頭を抱える資産運用・形成に関する悩みを軽減してくれるツールとしての保険の重要性とニーズはこれからも変わらないと私は信じている。
少し補足的な話になるが、この人々の悩みや不安を解決してくれる保険。ここ香港において保険は一大産業になる。香港政府による強力で積極的な支援を背景に、香港系に限らず世界中の名だたる外資系企業が軒を連ね、日々競争力の高い商品を開発している。健康的な競争が展開される環境においては顧客が不利益を被るような商品は淘汰され、本物の優良な商品だけが残るようになっている。
そしてここ香港は保険会社にとって無くてはならないアジア市場開拓の要となる場所でもある。香港内の市場は当然のこと、中国、そして今後、若年層の割合が大きく、人口の増加が予想されるアジアに焦点を当てた戦略を各社打ち出している。
香港保険の加入にあたり、中国による政治的関係生や影響を心配される方がおられるが、中国と香港と言う局所的なスタンスから視点をずらし、俯瞰的に少し高い位置から、香港を軸にアジアでビジネス展開と拡大を目指す保険会社のビジネス戦略、そしてかれらの視線の先を追いながら、香港保険加入の意思決定をするのが良いと言える。
最後に
弊社ウェブサイトに訪問して下さり誠にありがとうございます。数ある保険代理店の中から、こうしてサーバーを通しお会いできたのも何かのご縁かと思います。この出会いを通し、末永くお客様に寄り添いながらお付き合いさせて頂くことができればと強く願っております。
IFAであるGrandtagに所属するファイナンシャルアドバイザー(保険代理業免許JC6762)ではありますが、基本、営業活動は自分の会社であるHTYインベストメント香港のウェブサイトを通し行っております。そのため、お客様の中には、ライセンスを持たないただの香港保険の紹介者だの、またはただのブロガーだと思われる方も多いようですが、そうではないと言う点は少し強めにお伝えしておきたいと思います。
私そして弊社が信頼に値するか(本当に存在しているか)どうかを判断されるのは香港保険に興味をお持ちのお客様次第ですが、香港という場所に根を張り活動していると言うことを、いつの日かお客様にご理解頂けるよう引き続き情報発信をしながら努めてまいります。
自信をもって顔出しできるような面はしておりませんが、私がこの世に存在する本物の保険屋だと信じて頂けるのであれば喜んでオンラインを通してでも、フェイストゥフェイスでもご面談対応させて頂きます。