サン・ライフ香港/ジェネレーションズⅡ(Sun Life Hong Kong/Generations 2)。55歳以下の方なあら誰でも最大300万アメリカドルの死亡保障額を健康診断、香港への渡航をせず申込が可能(クレジットカード払い可能)

2021年4月1日にサン・ライフ香港より終身型生命保険Generations Ⅱ(以下ジェネレーションズ)がリリースされた。55歳以下の方なら誰でも300万米ドルの死亡保障額がついたこのプランを香港への渡航、
健康診断を行わず申込が出来る(56歳以上は健康診断要)。

終身型生命保険なので100歳を超えようが生きている間は無期限に保障を受ける事が出来る。

日本居住者が加入できる終身型保険商品の括りでは、
サン・ライフのライフブリリアンスになるがこちらは満期償還が100歳と設定されており、
契約者が希望する死亡保障額のレンジも1,000万から1億円となっている。
ライフブリリアンスはどちらかと言うと死亡保障額よりも、
貯蓄性とがっつり解約返戻金を受け取れることを希望されるお客様に人気がある。

これまでは、1億を超える死亡保障となるとサン・ライフ競合の商品のプレゼンスが高かったが、
加入の条件の複雑さやコロナで渡航制限があるなど、現在の環境下では加入をすること自体が難しい。
サン・ライフとしてはこれまで他社が優位だった領域でのシェア向上を
このジェネレーションズⅡで狙っているのだろう。

ジェネレーションズには二つの異なる仕様の商品がある。

  1. ジェネレーションズⅡ-70
  2. ジェネレーションズⅡ-100

2つの商品の違いは、
ジェネレーションズⅡ-70は70歳もしくは契約から20年目のいずれかの遅い方から、
毎年死亡保障の確定金額が3%ずつ減少していくが、
ジェネレーションズⅡ-100にはおいてはその減少が無いところにある。

40歳男性(非喫煙)が300万ドルの死亡保障が付いたジェネレーションズⅡ-70を、
9万ドルを10年払いで申し込む場合の見積り内容を見て行きたい。

解約返戻金と死亡保障を構成するボーナスの考え方は同じとなり、
確実に支給される確定利子(Guaranteed)と
運用成績次第で支給される非確定利子(Non-Guaranteed)が契約者の口座に積みあがってゆく。

~解約返戻金~

  • ①、解約返戻金を構成する確定利子(保険料に対し85%)は保険料の払込が完了する10年目に最大になる(767,820ドル)。
  • ②、契約から3年目から運用途中に引出しが出来るリバーショナリーボーナスの付与がスタートする。
  • ③、10年目から解約時または契約者が亡くなった時にだけ支給されるターミナルボーナスの支給がはじまる。
  • ④、①②③の合計が総保険料90万ドルを超えるのは契約から21年目となる(損益分岐点)。
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~死亡保障~

  • ⑤、この見積もりの場合、契約から30年目以降毎年3%ずつ確定死亡保障額が減っていく。
  • ⑥、⑦、⑧、⑨:契約から30年目、40年目、50年目、60年目に契約者が亡くなった場合に
    至急される死亡保障額は以下のとおり(日本円で記載)。 ※1$=108円換算

30年目:4,267,074ドル(460,843,992円)
40年目:4,462,412ドル(481,940,496円)
50年目:6,042,404ドル(652,579,632円)
60年目:8,221,671ドル(887,940,468円)

新商品であるので非確定のリバーショナリーボーナスの運用実績は無いが、
サン・ライフがこれまでリリースしてきた終身型(Whole Life)生命保険の運用実績が
いくつかこのリンクで確認できる。

Generations Ⅱ/ジェネレーションズⅡ商品概略

・最低死亡保障額:500,000米ドル
・通貨:アメリカドル
・支払い期間:一括払い、5年払い、10年払い
・加入年齢:
 ※一括払い:生後15日~75歳
 ※5年払い:生後15日~70歳
 ※10年払い:生後15日~65歳
・満期償還:期限無。

ジェネレーションズⅡにご興味がある方は是非以下または私宛に直接メールを頂ければと思います。

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