香港非居住者の方で香港保険の加入を検討されているなら、先ずはサン・ライフ香港、CTFライフ香港、フボンライフの3社の商品からまず検討を始めてみるのがよいだろう

FTLife/富通保険

貯蓄に関してはサン・ライフ香港

香港非居住者でも加入できる保険商品はサン・ライフ香港、CTFライフ、フボンライフ以外にもいくつかある。しかし過去数年、日本に居住をしていないことや、また将来において日本に帰国することも、そして帰国し居住する予定がないこと宣言する契約書に署名を求められるので、このことがフィルターとなり、結局、加入できる商品は絞られてくる。特に、日本に戻り居住をすると言う点については、私含め日本人のほとんどに該当してしまうポイントなので、加入時にこの宣言書への署名が必要のないプランが最適解とは言わないまでもベターな選択肢となってくることは間違いのないことである。契約書に署名した内容に従うかどうかは契約者の道徳に拠るところが大きく、実際、署名をしながらも日本に帰国しプラン運用を継続しているような人もいるようだが私は勧めない(私のお客様にそのような方は一人もいない)。

これら条件で絞り込みをかけると結局、香港非居住者が加入検討をすべきプランはサン・ライフ香港、CTFライフそしてフボンライフ(台湾)となってくる。フボンに関しては、運用面においては左記の2社に比べ優位性が確認できないので、私の方では積極的にお客様にはご案内していない。フボンの商品を案内するのは、複雑な事情を抱えたカップルの方や、一夫多妻制が認められている国の方で子供との本当の血縁関係が確認しようにもできないような方に絞っている。フボンの名誉のために付け加えておくと、サン・ライフやCTFライフに比べれば運用効果は劣るが、日本の保険商品に比べれば天と地と程の差の運用効果があるのは間違いない。

話を戻そう。その上で色々見積もりなどを細かく比較してゆくとサン・ライフ、CTFライフのいずれかが選択肢となってくる。資産形成と貯蓄、そして継承に重点をおいた運用を目的とし、かつ確定解約返戻金の割合が大きいものを希望とされるのであればサン・ライフ。もし、非確定の解約返戻金の割合が大きく、運用途中に引出しその後も運用を継続してゆきたいとなればサン・ライフに加えCTFライフの商品が比較対象となってくる。

私個人としての意見は、貯蓄商品ならサン・ライフ。生命保険ならサン・ライフかCTFライフ香港で良いと言う考えでいる。貯蓄商品においてサン・ライフをお勧めするのは、ヴィジョン、ヴィクトリー、サンジョイグローバル/サンギフトグローバル(以下ジョイ/ギフト)とこの数年にかけてリリースされてきがた、いずれの商品もCTFライフの商品に比べ確定解約返戻金の割合が大きく取られているからだ。

非確定解約返戻金の割合が大きくなっているCTFライフの商品を選択頂くのも良いのだが、昨年サン・ライフからリリースされたジョイとギフトにおいては、確定解約返戻金割合に加え、CTFライフの商品には依然として劣る部分はあるが、非確定解約返戻金の増加率も改善がされている。また運用途中における引出し後の運用面において、CTFライフ商品の運用効果に優位性があると言われるが、あくまで優位性があるのは非確定解約返戻金の部分なので、運用効果が良ければと言う「タラレバ」的な話が前提となる。

生命保険に関してはCTFライフのオンユアマインドが推しとなる

次に生命保険だが、こちらも安定した運用と死亡保障の手厚さなどを眺めるとサン・ライフの商品に軍配があがる。だが生命保険に関してはサン・ライフに加え、CTFライフの商品も推させて頂いている。オンユアマインドと言う商品があるからだ。

生命保険であることから貯蓄商品のように名義の変更はできないが、認知症を患った際に死亡保障が全額支給されたり、死亡保障の受取方法が多岐に渡るなど、現在の貯蓄商品に組み込まれているユニークなオプション(特約)は、このオンユアマインドを意識(真似)をしていると言える。香港商品に組み込まれている斬新奇抜な特約はこのオンユアマインドがもとになっていると言っても過言ではない。

そしてこのオンユアマインドの肝ともいえるオプションが、死亡保障を担保に被保険者は生前にCTFライフから年金と言う名目で融資(借り入れ)をすることができるリバースモゲージと言うオプションになる。リバースモゲージオプションは、借り入れであることから当然、融資された資金に対して返済の義務は負うことになるが、年金として借入をした分が課税の対象となることはない。

ちなみにサン・ライフ香港の生命保険ライフブリリアンスも香港内においては、死亡保障を担保に、被保険者が生前に借入をすることもできるが、借入をするためにサン・ライフ以外の第三者機関がこのスキームに関わることになる。そのため、借入審査含め手間と時間が発生することになる。それに対し、オンユアマインドにおいては、そのような複雑な手順を踏むことなく、CTFライフがワンストップでリバースモゲージスキームを提供してくれることになるおで、契約者・被保険者、リバースモゲージ申請書類に必要事項を記入するだけでさくさくっと借入ができる。

先ずはお見積りを

どのような運用がされたいのか、またどの商品が良いのかと悩んでおられるのなら、先ず、資金形成と貯蓄ができるサン・ライフ香港のサンジョイグローバル。生命保険においては、サン・ライフ香港のライフブリリアンスとCTFライフのオンユアマインドの3商品の見積もりを入手し香港保険の勉強をはじめると良い。その他にも色々あるが、これら3商品をベースに比較検討する中で、自分のニーズを満たしていないと思えば、他の商品の見積もりを我々保険屋に依頼をしながら商品を選んでゆくイメージだ。ご予算(保険料)、性別、生年月日そして喫煙の有無に関する情報を頂ければいくらでもお見積りは作成しますので、お気軽にご相談下さい。

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