総代理店(IFA)と二次代理の微妙な関係

香港保険

総代理店と二次代理店

つい先日、お客さんとのやり取りの中で考えさせられる出来事があった。

いや、考えさせられる出来事と言うか、

失注をし鼻の穴をデカくしていると言う話だ。

会社のウェブサイトを通しお引き合いを頂いたので、

お見積りとご面談を実施させて頂いた。

だが最終的に総代理店であるIFA(以下IFAに統一)から

直接商品を購入すると言うことで案件は飛んだ

(私が所属するIFAは顧客と直接取引はしないので、それ以外のIFAだろう)。

私は複数の保険会社の商品を取り扱う事が出来るブローカーとして、

IFAを通し登録がされている。

ちなみに所属する保険会社の商品だけを取り扱う場合はエージェントとなる。

HTYインベストメント香港と言う会社を経営しながら営業活動はしているが、

IFAの一員でもある。

イメージとしては、

HTYインベストメントとIFAの名刺を二つ持って仕事をしているようなものだ。

保険屋として香港で販売される保険商品の販売をするにあたり、

単独で保険商品のセールス活動はすることは出来ない。

ライセンス保有者は、

どこかしらのIFAに登録しており、

保険商品販売にあたりルールや規則などをしっかり遵守して活動をしているか

常に監視されているのである。

微妙なポジションの二次代理店

このような関係のもとでIFAの一員として保険屋として活動をしているが、

一つ微妙で嫌ぁなことがこのIFAと私の様な二次代理店の間にはある。

それは契約を最終的に他のIFAに持っていかれることがあると言うことだ。

どれだけブログやYouTubeなどで集客活動を行い、

問合せを頂き、商品説明やお見積もりを出したとしても、

最終的に既述のお客さんの様にIFA経由で直接プランを申し込むと言うケースがある。

二次代理店の役割は集客、そして契約取り次ぎ。

そして契約から満期までの顧客サポートになる。

IFAがサン・ライフやFTライフといった保険商品プロバイダーとの接点となっていることから、

顧客はIFAに問合せをすれば直接契約をすることも出来るし、

または私のような二次代理店に問合せても、

私が所属するIFAが取り扱う商品と同じものを同じ条件で契約取り次ぎができる。

ただ、

どうもお客さんとIFAとの間に入ることで私が手数料抜いていると思われるようである。

だが実際は、

二次代理店として顧客とIFAの間に入り取り次ぎを行うことで

仲介手数料などを徴収することはない。

言い換えれば、

契約希望者が私から見積りをとり契約しても、

IFAから見積りを入手し契約しても保険料は同じだと言うことである。

商流のイメージ整理すると以下の通り。

商流

保険会社(プロバイダー)⇔総代理店/IFA⇔お客さん 

保険会社(プロバイダー)⇔総代理店/IFA⇔二次代理店⇔お客さん

①、②共に契約者が支払う保険料は同じであるし、

別のブログにも書いているがIFAを経由し契約をしたとしても、

契約をされる方が保険料を支払う場合は保険会社へ直接保険料を払い込むので、

IFAも我々二次代理店が仲介料などを徴収する余地など微塵も無い。

もし、そのような依頼があったとすれば、それは京パーセント詐欺だ。

ほどほどのフィルターを掛ける必要はある

尊敬する先輩方の中には、

加入意欲と保険加入の取り次ぎを承諾してくれているお客さんかどうか見極めるために、

相談料を徴収することでフィルターをかけたりもしているようである。

私的には今はそこまではするつもりはないが、

今回の出来事の反省を踏まえ今後は面談時間には制限を設けようと思う。

しかし、ここ香港で香港の方達が購入している優良な保険商品達を、

日本人の方にも認知して頂くことが目標ではあるので、

今後もどちらかと言えば間口はきつくも無くゆるくも無く

オープンにしておこうとは思っている。どっちなんだと言われそうだ、

但し、

すくなくとも既述のIFAと二次代理店の関係については

しっかり認識し理解した上で連絡を頂ければ幸いだ。

成約を取り次がせて頂けたお客様へ、

契約の取り次ぎをさせて頂いた場合、

私がこの今のファイナンシャルアドバイザーの仕事を何かの理由で辞めない限り、

契約後のフォローアップやプラン運用中のご相談は当たり前だが全て私が対応することになる。

もし、

万が一契約運用中に私がこの職を離れることになった場合、

ご契約者の方の対応は、

私が所属するIFAが引き継ぐことになる。

その場合、

当然引き継ぎ業務も

私のブローカーとしての業務規則の一部として

組み込まれているので、

契約者が香港で路頭に迷うことは無い。

もし私が無責任に業務を途中放棄してバックレるようなことがあれば、

ラインセンス番号JC6762で保険監督庁なり、

総代理店にチクって頂ければと思う。

罰金と懲役と言うペナルティが私を待ち受けている。

約束は出来ないが

私としては健康である限りは生涯現役で

この保険屋の仕事を香港でしてゆく予定でいる。

それは自分の意志に関わらず、

私が置かれている環境的な要因に拠るところが大きい。

20年以上残る家のローンもあるし、

嫁を喰わせていく必要もある。

離婚や、日本に住む両親の世話で香港を離れるとなっても、

通信インフラの発展の恩恵はデカく。

インターネット環境さえ整っていれば、

世界中どこででも仕事が出来る。

逆に、日本に戻り仕事が出来ると言うことは

お客さんとインターネットを通しての業務ではなく、

直接お会いしながら仕事が出来る機会も増えると言うことでもある。

一日も早くコロナが収束し直接お客さんとお会いしてお話が出来る日を祈るばかりだ。

何かご不明な点やご質問があれば是非以下のフォームよりお問い合わせください。

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