海外金融商品を購入されるお客様の特徴。投資クラブなどのコミュニティに所属している。合理的な判断をタンタンとする。香港との縁。あくまで私の個人的な意見になるが、香港で資産運用を決断されるお客様の共通点を挙げるとするならこの3つだろうか。
その中でも多いのがある特定のコミュニティに所属しているお客様達だ。次に多いのが、合理的に投資判断をする方(特に外資系企業勤務が多いような気がする)。最後、香港が好きだったり、何かしら香港に繋がりをお持ちの方だ。
海外という障壁。いくら香港の金融商品が日本の商品を遥かに凌ぐ運用効果が期待できるとは言え、契約にあたりお客様が何かしらの不安を感じておられるのは伝わってくる。
その中でも一番チャレンジグなものが、「海外なので怖い、不安」と言う説得することも難しく、明確な答えもお伝えすることができない感情である。
冒頭のコミュニティに所属している方達は、その核となる方であったりメンバーが既に香港で投資を行っていたり、香港に居住経験があったりすることから香港の金融に精通していたりする。そのためそのメンバーの方達もだれだれさんが投資しているなら、だれだれ子さんが言うならと海外で投資することへの不安や怖さを感じながらもそのキーマンとなる人への絶大なら信頼と、絆の下に決断をしていくのである。
合理的な判断を淡々とする。外資系企業に勤める方にこの傾向がある。彼らは普段から本社(海外)とのやり取りの中で、おおざっぱで大まかな方向性や情報だけを与えられることが多い。彼らはそれら限られた情報の中から自分で業務進行に必要となる情報を取捨選択しながらスピーディーに決断をすることに日頃から慣れている。とりあえず全ての情報を揃えてからでないと決断は出来ないと言う発想はできたとしてもそうする時間がそもそも無い。限られた時間と情報と言う制約のもとで、決断していかないといけない。
投資の必要性を感じ興味があれば、たとえそれがこれまで全く考えもしなかった海外金融商品であったとしても、必要な情報(保険商品の見積り内容)と私が提供する情報をベースに、日本の商品や競合の商品と比べメリットがあれば、不安な点はあっても決めるのである。彼らの中には絶対に安心、絶対に確実な事を求めることは不可能だと理解している。見積もりにある運用成績次第で貰える非確定のボーナスの話になっても、最悪のシナリオが全くボーナスが貰えない(ゼロ)を前提に考え、貰えたらラッキーとこの非確定のボーナス部分を捉えることができる。要は彼らの投資判断の軸は、確定部分が元本に対してどれだけ増えるかという基準を置いているので、そこが他の商品と比べ良ければ申込みをするのだ。逆に言えば、この部分にメリットがなければ、申し込みはしないのである。どれだけ私と繋がりがある場合でも、蛭田さんだから契約をしますということにはならないのだ。
香港との繋がり。香港が純粋に好きで頻繁に旅行に来ていた。過去に住んでいた。知人が香港に住んでいる。日本にいる知人が過去香港に住んでいたなど。
香港にゆかりのある方達も、マイノリティではあるが海外の金融商品に抵抗はあまり感じずに、契約されるケースはある。日々のおしゃべりや情報交換の中で香港の金融商品の話が出たり、現地に信頼できる知人や友人がいれば何か起こっても、なんとかなるだろうと言う姿勢でいることができるようである。
香港で販売される金融商品に申込みを決断される方たちについて書いてきたが、どの方たちも不安は抱きつつもそれを解消することはせずに決断をされていることが少し理解頂けただろうか。
少し話が脱線するが、たまたま香港の金融商品に出会ったストレイ・シープなお客様についてもお話したい。日本国内で投資先や資産運用を考えて色々調べては来たが、どの商品が自分にあっているのか、何に投資をして良いか分からなくなってしまったお客様。香港は知っていても、知人も上記のようなコミュニティにも所属していない彼らは、いきなり海外での投資は自分にはハードルが高すぎると、日本居住者が加入できる商品やその運用効果もろくに調べもせず諦めてしまうことが多い。確かに縁もゆかりも無く、香港で投資をしている仲間や友人もいなければ、怖いし怪しいからと言う理由で投資対象から香港の金融商品を外す行動はある意味正しい。だがこれは実にもったいない行為だ。投資クラブに入っていようがいまいが。投資経験者だろうが未経験者だろうが、どのようなプロセスを経て香港金融商品にたどり着いたとしても、日本居住者が加入できる商品は限られている。もし加入できる商品の選択肢が増えるとすれば、最低預入金額が1億円以上と設定されるプライベートバンクのサービスを受ける場合になるだろう。
海外だから怖い、不安と言う言葉で香港の金融商品を投資の選択肢から外す前に一度ご相談を頂ければと思います。
コメント