富邦人壽(Fubon Life)の保険にまた加入ができるようになった。3年ほどまえだったかに、日本居住者の受け入れを停止していた。日本人の受け入れが解禁されると言うことになった。富邦の営業マンによる会社案内と、主力商品であるウェルスエリートセイバー3、プロスペリティブースターについてオンラインを通し、グランタグのメンバーと共に説明を受けた。
キックオフ的なミーティングだったので、会社説明。商品説明ともに重要なポイントに絞り説明を受けた。日本で言うところの三菱、三井、住友と言った財閥系業になる。保険を含む金融業を中心に、通信、不動産業、小売り、慈善活動がビジネスの核となっており、2021年時点での利益総額はおよそ60億米ドル。資産総額3,800億ドル(日本円で約51兆円)にのぼる。
香港内においては、2016年に富邦保険としてビジネスを開始。2020年には契約額(年間保険料契約額)で10位にランクイン。その後、2021年にはトップ5に入る。格付けでは、スタンダードプアーズ、A-。Moody’s、A3となっている。
非確定解約返戻金の達成率はサン・ライフやFTライフよりも優れているようで、2016年からこれまでリリースされてきた商品の達成率(実績)は97%から110%となっている。但し、過去の達成率が将来の運用成績を約束するものではないと言うことはしっかりと契約者は肝に銘じておく必要はあるが。
高い柔軟性。それが富邦保険の強み。
訳ありカップルや、仲の悪い親子。自分の子供かどうかも証明ができないような複雑な人間関係に関する悩みを抱えた人には、間違いなくこの富邦が提供するプランは響くはずだ。事実婚のカップルでも、契約者、被保険者、そして受益者としてみなしてくれる。子供との関係が悪く、資産を残すなら孫にだけと思う祖父母の方にとっては、子供の了承を得る事なく、コソコソ孫のために保険商品を買うことができるのも富邦の魅力の一つでもある。また、自分と子供の関係(自分の本当の子供か)が証明できないような場合において、その関係を法的に証明する資料が要求されることはないので、自分と子供の間で親子であると言う認識があれば契約の当事者となれる。一夫多妻制が認められている国では、親子関係の証明に関わる問題が多いことから、この富邦保険が提供するプランへのニーズは非常に高い様である。
その他、勉強会で気になったポイントとしては、名義変更に関し、富邦保険の商品だけが、後継の被保険者として、被保険者の兄弟そしてその子を名義変更の対象と設定できると言う点だ。子供が居ない契約者であれば、生前に自分の兄弟とその子供をプランの継承者として指定できる。自分の老後の資産形成を目的として加入をした人が、プラン運用途中、甥っ子や姪っ子の虜になってしまい、自分の資産をごそっそりとあげたくなってしまった様な方にはぴったりのプランを提供しているのが富邦保険と言える。
ウェルス・エリート・セイバー3。そしてプロスペリティ・ブースターの商品については、別の記事で紹介をするが、運用効果の面ではサン・ライフの商品に似ているようである。
上記2つの商品見積りを、取り急ぎ確認をされたい方は以下の情報をお知らせ下さい。
・お名前
・生年月日
・保険料総額(ご予算)
・保険料支払い期間:
■ウェルス・エリート・セイバー3は2年払い
■プロスペリティ・ブースターは5年払い
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