ジョイとギフトをサン・ライフ香港の看板商品ヴィクトリーと比較する

サン・ライフ香港/永明金融

2023年1月に新しく発売されたジョイやギフト。将来の決まった時期に、契約時に約束された解約返戻金が払い出される商品設計がされていることから、子供の学資保険や老後の資金形成と言った目的で加入を考えておられるお客様にとって非常に使い勝手良い商品と言える。そして何より将来受け取れる確定の解約返戻金の大きさは、安心感と共に加入のモチベーショングーンと上げてくれることは間違いない。だが、お客様の資産やライフプランは当たり前だが、人それぞれで、将来のある時期にどのぐらいのお金が必要なのかも当然異なってくる。運用期間は決めておらず、将来確実に貰える解約返戻金は大きいに越したことはないと言う人がいる一方で、明確にこの時期まで運用し、この金額だけはなにがなんでも必要だと言う人もいる。

ジョイとギフトの確定解約返戻金の伸びをサン・ライフ香港の人気商品ヴィクトリーと比較してみる。

以下のグラフは、

5年払いで総額78,000ドルの保険料支払い運用した場合のシミュレーションになる。


先ずこのジョイとギフトの確定解約返戻金だが、プラン加入後、3年目から契約者の口座に蓄積されはじめ満期償還まで同じ額で増えてゆく。これまでリリースされて来たサン・ライフの保険商品の特徴としては、確定解約返戻金の伸びは割とゆっくり目だったが、今回リリースされたジョイとギフトは少し異なる。契約から13年目には確定解約返戻金だけでも保険料と同じ金額(損益分岐点)となり、運用成績次第で支給される非確定解約返戻金を含めると7年目に損益分岐点を迎える。保険商品は通常、20年以上の長期での運用を前提とした商品設計がされていることが多いが、ジョイとギフトは例外的な存在と言えるだろう。

非確定解約返戻金-リバーショナリーボーナス

先ほどの損益分岐点のところで少し触れたが、非確定解約返戻金についても説明をしておきたい。確定解約返戻金が将来いくら受け取ることができるのかを重要視しプラン加入を検討される方にとって、運用成績次第で支給される非確定解約返戻金はある種、貰えたらラッキー的な存在として捉えているようだ。

非確定のボーナスは加入時に契約者が確認をする見積りにはっきりと明記はされているものの、その数値が記載された年度に、サン・ライフが運用成績を公表して始めてその数値が試算的数値から契約者の資産に変わる(口座に蓄積される)ことを、我々保険屋はしっかり加入検討者に伝える義務がある。だが、確定解約返戻金と非確定解約返戻金を一緒くたにされたお客さんから、鼻の穴を広げながら「香港の保険の解約返戻金ってすごく大きくなるんですね」と言われるとついつい、勢いにおされこの部分をしっかり説明できなくなってしまうことがある。「お客さん、あなたの考え方は一兆パーセント間違っています」とはけして言えない。しかも、商品パンフレットなどには少し小さめのフォントで最悪ZERO(ゼロ)になることもあるときっぱりと書かれてので、この点はブログを通してお伝えしておきたい。


このジョイとギフトのリバーショナリーボーナスだが、少し変わった伸び方をしている。特にジョイの増加ぶりは際立っており、このグラフだと数値が見えにくいが、契約15年目に22,092ドル。それに対しギフトは1,841ドルと10倍以上の差がある。

ターミナルボーナス

ターミナルボーナスはこれは解約時にのみ払い出されるボーナスで、毎年サン・ライフから運用成績の公表はあるが、契約者の口座に蓄積されることはない。どれだけ公表された運用成績が良くても、解約をしない限り支給されることはない。そのため契約者は確定解約返戻金とリバーショナリーボーナスの増加具合を見ながら、自分的にそろそろ解約かと思った段階で、このターミナルボーナスの達成率を確認しプランを終了するか継続するか決めることになる。

ジョイとギフトのターミナルボーナスは契約20年目になぜか、同額の94,770ドルになるが、それ以外の時期は基本的にギフトのそれがジョイを上回っている。

20年程度の期間での運用を前提とした資産運用を考えておられる方は是非ご検討頂きたい商品、それがジョイとギフトだ。

商品詳細


加入年齢:0-80歳(2年払い)、0-75歳(5年払い)
保険料支払い期間:一括(2年払い前納)、2年払い、5年払い
保険料支払い方法:海外送金、クレジットカード払い
日本居住者:申請可
香港への渡航:不要
申請に必要な書類:パスポート、住所証明(運転免許証、住民票など)

御不明な点はお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

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