2022年9月26日。
海外から香港に入国する旅行者に課されていた、
香港政府指定ホテルでの隔離条件が撤廃された。
これまで段階的に21日から、
14日、7日、3日と条件が緩和されてきたが、
やっとこの条件が0日になった。
イエスッ!!!
この記事を書いている時点では、
香港入国時から7日間の経過観察が
全ての旅行者(香港居住者も含む)に義務づけられているが、
数週間のうちにこの経過観察
(指定場所でのPCR検査及び簡易検査)もなくなるようである。
香港旅行をずっと我慢してこられた日本人の方。
そして3年近く大好きな海外旅行ができず、
軟禁状態に置かれていた香港人。
そしてそれ以外の香港居民の我々にとって、
やっとこの時が来てくれたと言った感じだ。
コロナウィルスで世界と半ば断絶状態だった香港。
テレビや新聞そしてソーシャルメディアなどが
垂れ流してきた香港に関する多くの情報を海外に住む方達が
どのよう捉えているかは分からない。
だが、大方の人たちが香港の将来はあまり明るくないなど、
マイナスの印象をインプラントされてしまっているようである。
8月末から1ヵ月ほど日本に滞在している間、
多くの方にお会いしてきたが、
日々ラインなどで会話をしているお客さん、そして家族や友人を除いては、
ほとんどの方から「香港どうですか」少し心配げに聞かれることが多かった。
だが肥大したどーもくんのような私が
「モーマンタイ」と笑いながら答えると変に説得力が増すようで、
お会いするほとんどの方が安心してくれたようだ。
私を取り巻く大切な方たちが安心してくれる姿を見ることができたのが、
今回の帰国の一番の収穫だったことは間違いのないことである。
私に会い少し会話をすることで、
それまで誰にも聞いたり確認したりすることができず、
心の中で抱いてきた香港のイメージに変化があらわれるのだから、
香港に直接足を運び、
五感をフルで動員し体で香港を感じることができれば、
メディアから伝わる香港の姿と、
実際の姿には大きな乖離が存在していることに気付けるかも知れない。
だいぶ前置きが長くなってしまったが、そろそろ本題に。
香港で保険屋さんの仕事をする中で、
お客さんから一番強く感じること。
それはほとんど全てのお客さんが、
自分が住む国から直接自分の目で見た事もない保険会社に、
送金なりクレジットカード決済で保険料を支払い、
資産運用を始めることへの不安と抵抗心を頂いていることだ。
コロナ流行後、
自由な時間が増え資産運用と向き合うようになり、
その中で香港の保険を認知し興味を持たれるお客さんがかなりおられたようである。
勇気を振り絞り弊社などの有資格ブローカーにお問い合わせをしてくださり、
見積り内容を確認し白目をむくも、
最後の最後で踏ん切りがつけられない理由が保険料の支払いであることがある。
たしかにそうだ。
私もグランタグ所属のブローカーでありながらも、
集客は自分の会社ウェブサイトを通しブログを書き情報発信している。
そのため、
見る人から見れば、怪しい詐欺サイトの運営者と、受け取られかねない。
いくら送金はお客様から直接保険会社が指定する
銀行口座に送金をお願いしますと言ったところで、
そもそもその銀行口座情報が嘘だったということも十分あり得るわけだから、
お客さんを説得しきることはできない。
そうなると、
保険屋としてのお客様に提案することができる最終秘密兵器は、
直接お客様に香港に出向いて貰い、
保険会社が指定する銀行の窓口から直接ご自身で保険料をお支払い頂くことだ。
この3年、
コロナで半ば鎖国的な政策をとっていた香港では、
窓口支払いはほぼ不可能だったが、
隔離政策が緩和された今なら全然アリな支払いメソッドだ。
旅行ついで?支払いついで?に香港に足を運んでみては如何だろうか。
お金の持ち込みとその他注意事項
(ア)、日本から出国に持ち出し額の申告はマスト
(イ)、香港入国時も120,000香港ドル(約221万円)以上の持ち込みには申告が必要
(ウ)、引出し時の伝票(レシート)や出金が確認できる通帳は準備しておくこと
(エ)、銀行によっては出入国時に持ち出し/持ち込みを申告したかを確認することがある
サン・ライフ香港の保険料支払い
(カ)、シティーバンク
(キ)、1契約あたり最大120,000香港ドル/15,000USDまで現金払いが可能
(ク)、香港外居住者はパスポート、それ以外はIDなどの提示を求められる
(ケ)、1人の契約者が1年間で現金払いできる上限は300,000香港ドル/37,500USDまで
(コ)、香港内に設置されたATMからの保険料払込はできない
(サ)、保険料支払い通貨は100米ドル紙幣のみ
(シ)、保険料の支払いは本人に限らず、代理人が行うこともできる
なお、保険料の支払いにおいては、
現金払いだけでは不足が生じる場合は
残りを送金またはクレジット払いが出来る。
初年度の支払いだけは直接、現地香港で現金払いをして、
翌年の保険料は送金またはクレジットカード決済に切替えるようなこともできる。
保険料のお支払に限らず
ご不明な点があればお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
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