サン・ギフトからサン・ギフト・グローバルへの切り替えを考えている方

香港保険

旧ギフトからギフト・グローバルへの切り替え。旧ギフト加入者は無料でグローバルへのプラン変更が可能だ(任意)。

サン・ギフト(以下旧ギフト)加入者であれば誰でも、無料でサン・ギフト・グローバル(以下グローバル)に切り替えが出来る。旧ギフトからグローバルへの切り替えは任意だが、切り替えを希望する場合は2024年4月下旬までに申請処理を済ませておく必要がある。切り替えが自分に向いているかどうかは取次をしてくれたIFAへ一度相談をしてみると良いだろう。

グローバルにおける主な変更点は以下の通り。

  • 運用面、途中引き出しが行いやすい
  • マルチ通貨での運用が可能です
  • ロックインオプション
  • 被保険者を最大2名まで設定ができる

■運用面、途中引出しのし易さ

このグローバルの肝はこの運用途中の引き出し易さの向上にある。サン・ライフの商品のボーナスには、契約者が必ず受け取ることのできる確定解約返戻金と、サン・ライフでの運用成績次第で支給される非保証の解約返戻金であるリバーショナリーボーナス(途中引出しが出来る・以下RB)とターミナルボーナス(解約時にのみ引出しが出来る・以下TB)が組み込まれている。新バージョンであるグローバルでは、この途中引き出しが出来る非保証のRBの割合が大きくなっている。

このことで、同じ非保証の解約返戻金であるTBの割合は少なくなるが、このTBは解約時にのみ払い出される返戻金なので、このTBの割合が少なくなったとしても契約者に大きな支障はない。このTB、RBとは違い経年で契約者の口座に蓄積されることはなく、また途中引出しができるボーナスでもない。TBは解約をするその時まで、契約者はどれだけ返戻金として受け取れるかわからないボーナスになる。この点、、RBは毎年契約者の口座に蓄積されてゆくし、しかも今回のバージョンアップでその割合いも増え、引き出せる額も大きくなっている。

一方で私個人として気になっているのは、45年目以降から減少する確定解約返戻金だ。運用が満期償還(解約時)を迎えるタイミングにおいて、確定と非保証の解約返戻金の合計は、グローバルが旧ギフトギフトに比べ優位性はあるが、確定解約返戻金が若干ではあるが減少する点は、切り替えをどうすか決める前に一度見積もりは入手し見比べておくのがよいだろう。

非保証と確定の解約返戻金の関係を、契約者がどのように捉えられるかにもよるが、もし将来的に確実にもらえる解約返戻金を減らすことなく運用をしたいのであれば旧ギフトを継続する。もし、将来における非保証の解約返戻金の伸びに期待するならグローバルへ切り替えると言うことになってくるだろう。

40歳男性が5年払いで6,000ドル/年を払い込み運用した場合の見積もりになるが、グローバルの方は、若干だが確定解約返戻金が運用後期において減少し、非保証の解約返戻金(RB+TB)の割合が大きくなっているのが確認できる。

■マルチ通貨オプション

運用通貨変更について、旧ギフトでは米ドルのみの運用だけでしたが、グローバルでは米ドルの他、ポンド、人民元、カナダドルでの運用が行えます。なお、加入してから運用通貨を他の通貨に変更ができますので、もし仮に米ドルで加入をし、その後、移住やお子様の留学先の関係で米ドル以外の通貨が必要になるようなケースにご活用頂くことが可能です。

■ロックインオプション

グローバルでは、契約から10年目以降、運用資産の10%~50%をバリューロックイン口座と言う、運用口座(既述の解約返戻金の運用口座)とは別の口座に移すことが可能だ。このロックイン口座に移した資金は、本来の運用とは切り離され運用され、サン・ライフが支払う金利収入を受取りながら運用してゆくことことになる。現行の金利は米ドル運用の場合3.5%となっておりますが、この利率は非保証であるので、ロックイン口座で運用中、利率が変動することは認識している必要がある。

■被保険者が最大で2名まで設置できる

旧ギフトには従来、被保険者の変更を無制限に行えると言う特徴がありますが、グローバルではそれに加え被保険者を同時に2名まで設定できる機能が追加されている。また被保険者は1名から2名、逆に2名から1名と変更も可能となっている。このオプションを活用することで、被保険者が予期せず亡くなり、不本意に契約が終了となること回避することができる。

いくつか追加オプションなどがグローバルには組み込まれることになったが、今回のバージョンアップにおける重要なポイントは20年以内における途中引出しとその額が向上されたところにある。超長期での資産形成と継承を運用の目的に据えながらも、一方で、プラン名義を子供や的に譲る前に、自分の老後の生活資金や、お子様がおられれば学資として引き出しをしてから、プラン名義を変更し継承したい方が加入すべき商品、それがサンギフトグローバルだ。

なお、6月中旬まで保険料割引キャンペーンが実施されている。

ご興味のある方は以下のリンクより弊社までお問合せ下さい。

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