インベスターズトラスト社の長期積立商品において、100ドルから200ドル程度の少額の資金で運用を行う場合、どの商品に投資するのがよいのだろうか?

Investors trust

オフショア長期積立投資と言う概念が少しずつ

日本に住む方に認知をしてもらい、

少しずつその市民権を得ていることは

販売する側の人間としてはとても嬉しく、

そしてなにより販売を続けてゆくモチベーションを与えてくれる。


特に20代前半のまだ大学を卒業したばかりの若い方達も、

海外投資に興味を持ち、

将来の備えを主体的に行っている姿には感銘を受ける。

だが若いフレッシュマンの場合、

投資と向き合う時間や投資意欲はあっても投資に回せるお金に限りがある。



それでも投資は早い時期からはじめ

コツコツと資産運用を始めるに越したことは無いと、

まわり道をしながらも積極的に情報を拾い、

海外積立商品に辿りつくのだろう。

その中でも特にお問い合わせが断トツに多く、

人気なのがインベスターズトラスト社(以下ITA)のエボリューションだ。



日本以外に資産の置き場を作り、

時間を味方につけたドルコスト平均法を駆使しながら

世界への分散投資が出来る、

と言う言葉が若い彼らだけで無く、

多く人の心にビンビン響くのだろう。



確かに、

リスクも分散できるし

資産運用は長期的なスタンスで

行ってゆくべきものであることを考慮すれば正しい。

実際ITAのウェブサイトの商品説明にも

100ドル/月から積立投資が出来ると記載がある。

100ドルであればそこまでハードルも高くは無いので、

つい気軽にはじめてみようと思うのかも知れない。

だが仮に毎月の積立額を100ドルで行ったとしても、

運用効果は無いとは言わないが運用効率は非常に悪く、

本来のエボリューションが有する商品の特徴を最大限に引き出す事が出来ない。

理由は、

エボリューション運用にあたり発生する手数料が運用利回りを押し下げること。


ポリシー手数料7ドル/月一つを取っても、

投資額の7%も占める事なるのでこれをひっくり返して

それ以上の運用益を得ると言うのはかなり至難の業だろう。


そして


ITAファンドプラットフォームには

価格帯も様々なファンドが150本程度用意されている。

100ドルで買い付けることが出来るファンドはあるが、

選択肢が限定されることは否めない。

手数料や購入できるファンドの選択肢を考えると、

やはり少なくても300ドル以上/月の積立はする必要が出てくる。

投資の目的が資産を増やすことではなく、

単に資産の置き場を日本以外にすると言うなら

100ドルでの運用も意味を持つのかも知れない。

だが、投資活動において誰もが目指すことは、

長期的なスタンスでコツコツとでも

着実に自分の資産を増やしてゆくことだろう。

100ドルからの積立はさすが無理だが、

200ドルからと積立額は少し大きくなるが、

ITA社が販売するS&P500、

MSCIインデックスであれば

長期のスタンスで着実に資産を構築してゆくことができる。

そして皆大好き、「元本確保付」である!!!!!

(健康のためなら死んでも良いと健康マニアの人がいるように、

投資の世界にも「元本保証/確保」のためなら全財産を失っても良いとまでは言わないが、

この元本確保を血眼になって探しておられる投資家が沢山いる。)

ただしこの商品にも勿論「元本確保」が約束されるにあたり条件がある。

それは積立開始から積立満了まで

一度も引出しや支払いの遅延が無い事が絶対条件だ。

だが、もしこれら条件を満たす事が出来れば元本に対して、

10年払い(100%)、15年払い(140%)、20年(160%)が約束される。

しかもこれら数値は、

運用期間中に発生する手数料や付与されるボーナスを全て

ひっくるめてのパーセンテージ(リターン)となるので投資ゴールがクリアーに見える。

契約者はただひたすら、

雨が降ろうが槍が降ろうが、

ひたすら毎月一定額をタンタンと積立てゆくそれだけだ。

S&P500とMSCIインデックスどちらも

運用スタイルや商品の仕様は同じだ。

唯一の違いは投資地域のみ。

S&P500がアメリカで、

MSCIインデックスがそれ以外の国と地域への投資になる。

もし若い方達(投資資金に限りがある方など)が早い時期から投資をはじめるなら、

確実に投資の着地点が見える元本確保型の商品に少額から

投資をしてゆくのがよいと言えるだろう。

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