インベスターズトラスト社のプラチナシリーズ(一時払い型)は追加投資オプションはつかうべきか?

Investors trust

インベスターズトラスト社(以下ITA)のプラチナシリーズの一番の魅力は

何と言っても途中解約、途中引出し、そして追加投資が自由にいつでも行える

プラン運用における柔軟性の高さだ。

一次払いプランになるので

暫く使うあての無い余剰資金を銀行口座に寝かせておくことなく

資産を効率的に運用してゆきたい方にご検討頂きたい商品である。

投資額により

プラチナセレクト(最低投資額1万ドルから)と

プラチナプラス(最低投資額10万ドル)の

2つのプランに別れる。

このプラチナシリーズは長期積立型のエボリューション同様に

元本確保はついていない。

一括でまとまった資金を運用することになるので、

仮に積立総額がエボリューションと同じであったとしても、

最終的な運用効果はプラチナがはるかにエボリューションのそれを上回る。

ただプラチナはガツンと大きな額で運用をはじめるので、

リーマンショックなどの経済危機が発生した際、

ファンドがもろにその影響を受けることになる。

そのため、

嫌なイベントが発生した時でも

ファンド買い増しの好機と捉えられるぐらいの

姿勢でいられるかがカギになる。

一括投資か、追加しながらの投資がよいか?

初期投資額の設定は投資家の方の運用スタイルと

資産による所が大きいのは言うまでも無いが、

私個人としては

このプラチナシリーズの特徴を考慮すると

初回でプラチナプラスに10万ドルをドドーンと突っ込むよりは、

プラチナセレクトに5万ドル程度を投入し、

その後少しずつ市場の様子を窺いながら

追加投資してゆくのがよいのでは無いかと思っている(追加投入は2,500ドル~)。

150種類近くあるファンドが

全て同じ値動きをすることは無いだろうが、

それでも経済危機が発生すれば

ほとんどファンド価値は下がるだろう。

そんな買いの好機の買い増し資金としても、

このライダーと呼ばれる

追加投資が出来るオプションはフルに活用するべきだろう。

世界中の投資家が、

機会損失を避けるために、

ファンド買い増し資金として利子を払ってまでITAから

借り入れをしている事実を考慮すると

やはりタイミングを見ながら適宜、

追加投資をしてゆくのがよさそうである。

追加投資を勧める理由は機会損失回避の他にもう一つある。

それはポートフォリオのリバランスを行うための

ファンド買い増しの必要性が出てくるからである。

ITAのプラットフォームには、

150種類程度のファンドが用意されている。

投資商品も地域も、

リスクの度合いもことなるこれらファンドは

スイッチングでリバランスを行うには十分すぎる選択肢がある。

だが問題は

スイッチングに際しファンドの運用成績が思わしくなければ

他のファンドにさらりと切り替えが行える。

が、

逆に運用が順調なファンドに関しては

リバランスを行う必要性は理解していても、

なかなか手放せないのである。

コメント